番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

気をつけよう!糖尿病の対策について

今日のドクター

日本糖尿病学会糖尿病専門医
勝田裕子先生

病気説明

糖尿病とは血糖値を下げる“インスリン”の働きが足りなくなり、血糖値が高くなり続け、「慢性の高血糖状態」となる病気です。
高血糖のまま放置すると、神経や目、腎臓の合併症を引き起こし、最悪の場合には足の切断や失明、血液透析になってしまいます。
糖尿病の管理がうまくいかないと平均寿命や健康寿命が短くなってしまいますので、そうならないためにも日頃から食生活や運動に関して、しっかりと対策をとるようにしてください。

意外と知らない?対処法
緑黄色野菜は糖尿病対策になります
トマトなどの(トマトを含めた)緑黄色野菜は、カロリーが低く食物繊維が豊富で、ビタミン、カルシウムや鉄分を多く含みますので、できるだけ多くの種類を食べるよう心掛けましょう。目安として、1食につき握りこぶし1個分食べましょう。
一方、最近人気の『フルーツトマト』は通常のトマトよりも糖度が倍以上もあり、たくさん食べると逆に糖尿病を引き起こしやすくなってしまいます。その糖度には充分気をつけ、あくまでも適量食べるように心がけてください。
食事は野菜から食べましょう
食事の際に野菜から食べるようにすると、糖の吸収が緩やかになり、逆にご飯などの糖分から先に食べると、血糖値が急激に上がることになってしまいますので、食事は野菜から食べるようにすると良いでしょう。
忙しくて朝や昼の食事を抜く方もいますが、食事を抜くと、次の食事で血糖値が上がりやすくなってしまいますので、食事をきちんと取り、規則正しい生活を心がけてください。
まとめ
糖尿病は生活が不規則な人に多く発症しています。
最近は中学生や高校生といった若い方の発症が増えていますので、生活週間に気をつけ、糖尿病にならないように気をつけるようにしてください。
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