番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

つらい冷え性を対策

今日のドクター

福井県産婦人科医師連合理事
細川久美子 先生

病気説明

冷え性とは、手の先や足の先、腰などが冷えたと感じることです。本人の主観によるところが大きいのですが、寒がりとは違い、局所的に体の一部分に感じられます。女性に多いのですが、女性は男性よりも筋肉量が少なく、筋肉量が少ない分、熱の産生も少ないことが原因と考えられます。
冷えがひどくなると痛みを感じることもありますので、気をつけてください。

意外と知らない?対処法
生野菜は体を冷やすことがあります
実は、生野菜として今では一年中食べられる、トマトやレタスといったものに体を冷やす作用があり、それらを食べることは、冷え性予防にならないと言えます。
基本的に夏が旬の食べ物は、体の熱を奪う働きがあり、冬が旬の食べ物は体を温める働きがあります。生姜やネギ、玉ネギ、にんにく、唐辛子などが体を温める食べ物です。
また、適度な運動をすれば体の筋肉が熱を産生するので、こういった食事や運動を心がけると良いでしょう。
ぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう
お風呂に入ることは、体を温める良い方法ですが、熱いお湯にさっと入るより、ぬるめのお湯にゆっくりと入り、体を温めることが良いです。
女性は、体格的に皮下脂肪が多く、皮下脂肪が多いと、体が温まりにくくなります。その代わり皮下脂肪は温まると熱が逃げにくくなりますので、ぬるめのお湯にゆっくりとつかるのが効果的です。熱めのお湯が好きな方は5分から10分ごとの入浴、休憩を繰り返してみても良いでしょう。
まとめ
冷えは万病の元と言われます。冷えることによって体のいろいろなシステムがバランスを崩す事がありますので、しっかりと対策を立てて実行してください。
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