番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

よく聞く病気!「てんかん」について

今日のドクター

福井県神経科精神科医会
東間正人先生

病気説明

てんかんとは、一度に多数の脳細胞が過剰に興奮する事によって起こる発作を慢性的に繰り返す病気です。その原因は様々です。患者さんによって、興奮する脳の場所が異なるため、その場所の本来の脳の働きによって、いろいろな発作があります。
一般的にてんかんと言うと手や足がけいれんして倒れる、というイメージがありますが、意識がぼーっとするだけだったり、めまいや心臓がどきどきするだけだったりする発作もあります。

意外と知らない?対処法
高齢になってからも気をつけましょう
てんかんは、子供の病気と思われている方も多いのですが、高齢者になって初めて発作が起こる人も多くいることが注目されています。高齢者のてんかんは、手足のけいれんは少なく、意識がぼーっとする発作が多いのが特徴です。一時的に記憶が途切れるため、物忘れと誤解され、認知症と誤診されることがあります。
認知症と違う点は、物忘れは数分以内の『短い時間』の出来事に限られることです。このような症状があれば、専門の医師に相談し、脳波などの検査を受ける必要があります。
ただし、まれに数時間におよぶ長い時間の発作もありますので、長いからと言っててんかん発作でないとは言えません。ご心配な方は医師に相談しましょう。
高齢者のてんかんは治りやすい事があります
高齢者のてんかんは、少量の抗てんかん薬でよく効く事が多いため、子どもや若い人のてんかんと比べて、症状のコントロールがしやすいと言えます。
認知症と診断されていた人が抗てんかん薬を服用したら。認知症と思っていた症状が全くなくなったという患者さんもたくさんいます。
まとめ
お話しましたように、高齢者のてんかんは手や足のけいれんといった症状は出ないことが多いのが特徴です。
数分の短い時間の物忘れや心臓がどきどきしたり息苦しくなったりする症状を繰り返す場合は、てんかんを疑って専門の医師に相談すると良いでしょう。
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