番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

エコノミークラス症候群について

今日のドクター

日本循環器学会認定 循環器専門医
吉田博之先生

病気説明

エコノミークラス症候群はロングフライト症候群や旅行者血栓症ともいいます。
例えば長い時間狭い椅子に座ったままの状態でいると、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血栓という血のかたまりが出来ます。この血のかたまりが立ち上がったり動いたりした瞬間に血管からはがれて肺の血管を詰まらせてしまう病気です。
足の静脈に出来た血栓が肺の血管を詰まらせる病気を急性肺塞栓症といい、エコノミークラス症候群とは、足にできた血栓によって起こる急性肺塞栓症の事です。

意外と知らない?対処法
主な症状は息切れです
エコノミークラス症候群の症状として最も多いのは息切れですが、約1割の方で失神する事があります。
失神というと心臓や脳の病気かと思われるかもしれませんが、肺から心臓に血液が行かなくなることで脳にも血液が行かなくなり失神する事があります。意識が遠くなった後、息切れを感じるようになったときは急性肺塞栓症かもしれませんので病院を受診しCT検査やエコー検査をうけるとよいでしょう。
足を伸ばして座りましょう
エコノミークラス症候群を予防する為には足を組まず、足を伸ばして座るようにしてください。足を組むことでひざの血管が圧迫されてしまいますし、頻繁に足を曲げたり伸ばしたりする事で血液が滞らないようにすると良いでしょう。
ふくらはぎを揉むマッサージや弾力性のあるストッキングをはくのも有効な方法です。
他にも脱水を避けるためにこまめに水分を補給する事や、禁煙をする事、飲酒を控えることも有効です。きつい衣服はゆるめて、ベルトをきつく締めないように心がけるとよいでしょう。
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