番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

子どものスポーツ障害について

今日のドクター

日本整形外科学会専門医
宮崎剛先生

病気説明

スポーツ障害とはその名の通り、スポーツ時の繰り返される動きで手足や体のケガ、使いすぎにより起こる障害の事を言います。
特に成長期の子どもさんは骨や軟骨が柔らかい事もあり、スポーツ障害も起こりやすくなるんです。
代表的なものに、サッカーのボールを蹴る動作で膝付近を痛めるオスグット・シュラッター病というものや、主に長距離の陸上によりスネの前の方を痛めるシンスプリント、野球のボールを投げる動作で肩や肘を痛めるお子さんが多いです。

意外と知らない?対処法
運動後は冷やしましょう
スポーツ障害を予防するためには、運動後はアイシングで使ったところを冷やすと良いです。
運動後すぐに温めてしまうと、炎症は悪くなることがありますので、アイシングをしてから『お風呂に入って疲れを取る』といった工夫をすると良いでしょう。
他にもスポーツ障害を未然に防ぐためには、アフターケアが非常に大事なので、アイシングの他に運動後のストレッチや軽いマッサージをすると良いでしょう。
また、こういったアフターケアを行うことで、コンディションも良くなり、結果、良い成績を出すことにつながると思います。
セルフチェックを心がけてください
スポーツ障害は早く見つけて早く治療をする事が大事なので、定期的にセルフチェックをする事が早期発見につながります。セルフチェックは『右と左を比べる』というのが有効で、例えば左右の腕を伸ばして右と左が同じように伸びるか、片方が伸びきらないことは無いかというのを見るようにしてください。
どのような場所にどのような痛みがあるかというのを自分で把握する事も大事ですし、痛みが続くようであれば病院で検査を受けるようにすると良いでしょう。
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