番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

慢性腎臓病について

今日のドクター

日本腎臓学会専門医指導医
髙橋直生先生

病気説明

慢性腎臓病とは、尿検査の異常や腎臓の機能低下が慢性的に続いた状態のことを言います。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病が背景となって発症する慢性腎臓病が増えています。日本人の10人に1人はかかっていると言われているほどの病気で、放っておくと血液透析になる事もありますが、近年、注意を呼びかけているのが、慢性腎臓病は心筋梗塞などの心臓の血管疾患リスクを高めてしまうという事にあります。
実際、腎臓の機能が下がり、心臓の合併症で亡くなる方が増えていますので、皆さんには自身の腎臓の状態に気を配って頂きたいと思います。

意外と知らない?対処法
初期症状はありません
慢性腎臓病は血液検査の値や尿検査の値で5つのステージで表しているのですが、ステージ1やステージ2では自覚できる症状はほとんどありません。
夜間頻尿や『おしっこが泡立つ』と言ったことを感じる方もいますが、自覚できる症状を感じる頃には、かなり病気が進行してしまっています。一度低下した腎臓の機能は元に戻すことは出来ませんので、健康診断などで、血液検査や尿検査で異常が出た方は『症状がないから』と放置をして手遅れになる前に、必ずお近くの医療機関で、詳しい検査を受けるようにしてください。
塩分摂取量に気をつけましょう
福井県の塩分摂取量は10グラム~12グラムという報告があり、これは全国平均よりも多いんです。
患者さんが入院した時の食事の塩分は6グラム程ですから、実に倍近い塩分をみなさんは平均的に摂取していると思ってください。塩分を多く摂取すると血圧も上がって、腎機能の低下につながります。減塩をする事は血圧のコントロール、そして慢性腎臓病の進行予防になりますので、自分の食事を見直すようにしてください。
減塩のポイントはラーメンなどの汁を飲み干さないとか、しょうゆは控えるといったことをすると良いでしょう。
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