番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

帯状疱疹について

今日のドクター

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
横田日高先生

病気説明

帯状ほうしんとは、水ぼうそうを引き起こさすウイルスによって引き起こされる病気です。ほとんどの人が子どもの頃に水ぼうそうにかかっていますが、水ぼうそうが治っても、そのときのウイルスは神経の奥のほうに隠れており、加齢や疲れ、病気などで免疫力が下がり、再び活動を始めます。神経に沿って広がり、帯状に水ぶくれが出来ますので、症状が出たら早めに病院を受診して欲しいと思います。

意外と知らない?対処法
温めると良い
帯状ほうしんは冷やすと痛みが増すことがあり、心地よい程度に温めると痛みも和らぐ事が多いのが特徴です。お風呂に入り温めることも構いませんし、せっけんで体を洗うことも大丈夫です。ただ、アルコールは血管を拡張させて炎症をひどくしてしまうことがありますので、帯状ほうしんによって皮膚や神経が炎症を起こしている間は、お酒は控えたほうが良いです。
タバコを吸うことはリスクを高めます
帯状ほうしん自体は他の人に帯状ほうしんとしてうつる事はありません。ただし、帯状ほうしんを引き起こすウイルスは水ぼうそうを引き起こすウイルスなので、水ぼうそうにかかった事がない人には水ぼうそうとして、うつる事がありますので注意してください。特に小さいお子さんや妊婦さんには出来るだけ近づかない方が良いと思います。帯状ほうしんは皮膚症状が消えた後も、痛みだけが残ることもありますので、症状を感じたら早めに病院へ行き、治療を早く始めると良いでしょう。
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