番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

不整脈(心房細動)について

今日のドクター

日本心血管インターベンション治療学会専門医
竹森一司先生

病気説明

私たちの心臓は、ポンプのように収縮と拡張を繰り返す『拍動』が、成人でだいたい1分間に60回から80回くらいあるのですが、この拍動の回数が、異常に増えたり減ったりするのが不整脈と言われる状態です。
不整脈があると、心臓から十分な血液が送られなくなりますが、血圧が下がれば立ちくらみといった自覚症状がある場合もありますし、まったく自覚症状が無い場合もあります。
整脈にもいろんな状態がありますが、今回は不整脈でも比較的多い、心房細動について、お話します。

意外と知らない?対処法
アルコールをたくさん飲むとリスクが高くなります
心臓は、全身に血液を送るポンプのような『心室』とポンプが動く直前に血液をポンプに押し込むブースターのような『心房』があり、この心房が細かくけいれんしてしまう心房細動は、高血圧症の人に起こりやすいのですが、お酒をたくさん飲んだ日の夜あるいは翌朝に起こりやすいという特徴もあります。
もしアルコール摂取の後に心臓の鼓動が激しくなる、あるいは脈拍のリズムがおかしいと感じている方がいらっしゃれば、医療機関でそのことをお話されたほうがよいでしょう。
アルコールと関係なく起こる事もあり、さらに自覚症状がない事も多いので、心房細動になってしまった事を早期に発見するためには、普段から自分の脈拍をチェックする習慣をつけて欲しいです。
脳梗塞を起こしやすいので注意してください
心房細動は、心房が小刻みに震えることで、心房内の血液が滞り、通常出来るはずのない心臓の中に血栓ができる可能性があり、それが心臓からはがれて血液の流れに乗って、脳に運ばれ脳梗塞を引き起こすことがあります。
脳梗塞の約3割は心房細動が原因と言われていますし、心房細動では比較的大きな血栓が脳に運ばれることで、重症化しやすい脳梗塞を引き起こしやすいので注意してください。
心房細動は自覚症状も無く、健康だと思い込み、突然脳梗塞といった大きな合併症を引き起こす事がありますので、健康診断などで心房細動が見つかった場合には病院で適切な治療を受けるようにして欲しいと思います。
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