番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

妊娠糖尿病について

今日のドクター

日本糖尿病学会 糖尿病専門医
今川美智子先生

病気説明

妊娠糖尿病とは、妊娠の影響で発症する糖代謝異常の事で、妊娠前から糖尿病と診断されていたわけではなく、妊娠中に初めて見つかったもので、糖尿病までは至っていない状態の事です。
妊娠糖尿病になると母体に対しても羊水過多や帝王切開、胎児死亡などの合併症や胎児に対しても新生児低血糖や新生児呼吸障害など様々なリスクが増えますので、妊娠時の検査で糖代謝異常と言われたら注意をしてください。

意外と知らない?対処法
妊娠中の血糖値をコントロールしましょう
妊娠糖尿病と診断されても、妊娠中に血糖値のコントロールは出来ますので、ほとんどの場合、心配はいらないと思います。血糖値のコントロールは、食事療法でカロリーコントロールをしたり、運動療法によって血糖値のコントロールをします。
ただ、食事療法や運動療法だけではうまくコントロールが出来ない方もいますので、その場合内服薬ではなく、インスリンの注射によって血糖値をコントロールします。出産時の様々なリスクを回避する為にも、しっかり血糖値をコントロールしてください。
出産後も定期的な検査をしてください
妊娠糖尿病は胎盤から出るホルモンが影響していますので、ほとんどの場合、出産後に自然と良くなっていきます。
ですが気をつけて欲しいのは、妊娠糖尿病になった方は5年~10年後に2型糖尿病、いわゆる一般的な糖尿病になるリスクが、約20%~60%あると言われていますので、出産後も定期的な検査をしてください。
妊娠中の血糖値が高い間は検査をする事を気にかけますが、出産後に血糖値が下がると検査をしなくなる方がほとんどですから、妊娠糖尿病になったら、その後、糖尿病になるリスクも増えるという事を理解して、定期的な検査を心がけてください。
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