番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

慢性腎不全について

今日のドクター

日本腎臓学会認定 腎臓専門医指導医
伊藤正典先生

病気説明

腎臓の仕事というのは非常に大きく、体の水分管理と老廃物の排泄といえます。その腎臓の機能が低下した状態を腎不全といい、慢性的なものを慢性腎不全といいます。
腎不全を放置していると最終的には腎臓の機能が失われて透析が必要になってしまいます。透析とは血液透析や腹膜透析によって失われた腎臓の機能である水分や老廃物の除去を人工的に行う治療で、血液透析の場合週に数回3~4時間を必要としてしまいますし、腎不全になると脳卒中や心臓病にかかるリスクも増えてしまいますから、腎不全にならないように普段の生活に注意して欲しいと思います。

意外と知らない?対処法
塩分に注意しましょう
腎臓が悪い人はたまに水分を控えるという人がいますが、控えるべきは水分では無く塩分です。塩分の摂り過ぎは腎臓に負担をかけることにつながりますので塩分は控えるようにして欲しいと思います。
水分はむくみがない状況であれば、腎臓の血流を維持するためにしっかりとることが大事です。日本人の平均塩分摂取量は一日11g~12gですが、目標は一日6g未満ですからラーメンやうどんなどの汁を飲み干さないようにするとか、塩辛いものを食べ過ぎ無いなど腎臓に負担をかけないよう気をつけて欲しいと思います。
適度に運動をしましょう
『腎臓病イコール安静にする』というイメージがあるのですが、安静にするよりも、適度に運動をする事がいろいろな効果があって良いとされています。
ただし、無理な筋トレなどは体内の老廃物を増やすことになり腎臓に負担をかける事になるのでウォーキングや軽いジョギングなど笑顔で出来るような軽い運動をすると良いでしょう。
失った腎臓の機能というのは元に戻すことが出来ませんので、検診などでタンパク尿や血圧でひっかかった人は症状が無くても必ず病院を受診するようにして欲しいと思います。
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