越前市安養寺町から生中継。

シラサギの姿に似た、純白の花を咲かせる「サギソウ」で町おこしに20年間取り組むグループ「安養寺さぎ草王国」をご紹介。

サギソウは、ラン科の日本固有種で、7～8月に花を咲かせます。しかし、自然に生息しているサギソウは、農地改良や化学肥料の普及など環境の変化により激減し、「県域絶滅危惧Ⅰ類」に指定されています。そこでサギソウがあった里山を復活させようと、町民によるグループを立ち上げたのです。

サギソウの自生地整備や20回を数える展示会など、グループメンバーによる町民一帯となった継続的な地域活動は、“美しい村の景観づくり”を表彰する国のコンクールで日本一にも輝きました。

今年は新型コロナ禍で、過去20年間において初のイベント（さぎ草展）開催中止に追い込まれる中、メンバーのみなさんは「笑顔の花」を咲かせようと、前を向いて活動に取り組まれていました。

【安養寺さぎ草王国】に関する お問い合わせ
白山公民館
TEL／0778-28-1045