番組紹介
後世に伝える!ホネ部の使命とは
“ホネ部”とは、福井市自然史博物館の動物標本製作ボランティアグループのこと。
動物の骨について学ぶ機会を作ろうと、博物館の呼びかけで2004年に設立。高校生から80代まで20人ほどが在籍、はく製や骨格標本の作製の補助を行い、月に2回ほど活動しています。これまで手掛けた動物標本は、ニホンザルやリュウグウノツカイなど500点以上にのぼります。標本にするのは、交通事故にあった動物たち。標本づくりに要する時間は、タヌキの場合で、2~3カ月かかるそうです。
ホネ部がなければ、動物標本はそろわないと、ホネ部担当の学芸員・出口さんは言います。その出口さんはなんと、高校生の時にホネ部に入部。そこで学芸員の仕事に魅力を感じ、学芸員を志すきっかけになったそうです。現在、ホネ部には現役の高校生も在籍しており、出口さんの背中をみて動物を学んでいます。
福井市自然史博物館には、動植物や昆虫もあわせて15万点の標本があり、県内最大級の収蔵規模を誇ります。博物館が骨の実物(動物名、採取場所、採取日)を保管することで、地域に生息する動物の生態系のデータブックとしての役割を果たすといいます。後世に残し、伝えることが博物館の使命。ホネ部の活動が博物館を支えています。
【ホネ部(動物標本製作ボランティア)】
お問い合わせ/福井市自然史博物館
電話/0776-35-2844
*対象は、高校生以上で
過去の放送
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