リオデジャネイロオリンピックで県勢から4人が出場したことで話題となったフェンシング。
福井国体でも佐藤希望選手(越前町出身)と徳南堅太選手(池田町出身)、2人のオリンピアンが出場を予定しており優勝が期待されています。
おかえりなさ～いでは佐藤選手が出場予定の成年女子エペを特集しました。

成年女子メンバーは7年前の世界選手権の団体メンバー、日本トップクラスの選手が集結しました。
その一人、坂下こず恵選手(長崎県出身)は179cmの長身を武器に、2013年の全日本選手権で優勝。しかし4年前地元国体を最後に、現役を退きました。それでも、大学の先輩でもある佐藤選手の勧誘で現役復帰。
「佐藤選手が日本体育大に入っていたから入ったし、佐藤選手がエペをしていたからエペをした。人間的にも尊敬できる偉大な先輩」と坂下選手は話します。現役復帰を決めたのも、他ならぬ佐藤選手の誘いだからこそでした。
「福井国体はフェンシング人生のオオトリ」と福井国体が最後の試合であることを明言している坂下選手。彼女にとっては準優勝で終わった地元長崎国体のリベンジの場でもあります。
「チームワークは抜群。長崎で出来なかった1勝を必ず福井で上げる」と力強く語ってくれた彼女。尊敬する先輩に導かれ、再び剣を握ったかつての女王が「チームふくい」を優勝へと導きます。
またスタジオでは佐藤選手がフェンシングの観戦ポイントを解説してくれました。