福井市のキックボクシングジム「拳友会リンクスジム」に所属する属増壱（さかんぞう・いち／福井工大福井高校1年）選手に密着しました。中学3年生の時にキックボクシングを始めた属増選手。去年9月に挑んだ初めての試合では見事KO勝利を挙げるなど、これからの活躍が期待されるキックボクサーです。

そんな彼にはもう一つの顔があります。それは「サッカー選手」。中学時代にレギュラーのDFとして全国大会に出場。現在も3年前にインターハイに出場した強豪校でプレーを続けています。「サッカーとキックボクシングどちらも続けるのは両親との約束だった」と話す彼。まさに「二刀流」で練習に励んでいます。

平日は8時前に授業が始まり、サッカーの練習が終わるのは夜8時。その後ジムで10時ころまでほぼ毎日練習をしています。「練習量はジムで一番」と所属ジムの会長が話すほどストイックな彼。
目標は「サッカーでレギュラー。キックボクシングは高校でプロテスト合格」と力強く話します。二刀流キックボクサーのこれからの活躍に期待しましょう。