プロ野球BCリーグ福井ワイルドラプターズの投手、敦賀気比高校出身の三染真利選手を特集。去年先発の一角として5勝を挙げ、今年も活躍が期待される三染選手。実は彼にはあるおかえりファミリーとの絆が・・・。

大学時代、イップス（精神的な要因でいつも出来ていたことが急にできなくなる運動障害）でコントロールが全く定まらず、不本意な結果に終わった三染選手。まだ野球を続けたいが、成績的に厳しいだろうと諦めかけていました。そんな中で大学の友達と行った沖縄旅行。そこでたまたまプロ野球のキャンプ取材に来ていた高校野球大好き芸人、かみじょうたけしさんと出会います。かみじょうさんに進路について相談した三染選手。「悔いが残っているのならトコトンやればいい」との言葉に背中を押されました。

その後、懸命なリハビリもあり、イップスを克服。投球のスピードは150キロに迫るほどになりました。

「沖縄で出会った時と表情が全然違う。生き生きしている。」とかみじょうさん。出会いから2年後。三染選手はBCリーグの選手として初めてかみじょうさんの前で投げる姿を見せます。調子が悪いと言いながらも、予定された3回を9人で抑えるパーフェクトピッチング。その姿にかみじょうさんも感激していました。

「野球をやっていて今が一番楽しい」と話す三染選手。夢のNPBドラフト指名に向けて練習に励みます。

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