番組紹介

おかえりなさ〜い

うーちゃんの町内遺産

エントリーNO.36 鯖江市旭町「戦時中から愛される、ほおばるパン!?」

KKヨーロッパンキムラヤ 古谷和己さん

 
今回、うーちゃんに寄せられたのは、「鯖江市に戦時中から愛される、ほおばるパンがある!」との情報。聞き込みによると、そのパンは1927年創業の老舗ヨーロッパンキムラヤで作られており、歯が折れるほどの堅さのため、ほおばりながら食べるというパンでした。
戦時中の保存食として軍人用に製造された「軍隊堅麵麭(ぐんたいかたぱん)」。噛んでもビクともしないほどのかたさの生地ですが、小さく砕いてほおばってみると、口の中で溶けながらほのかに甘くゴマの香りが広がります。もともとこのパンは、初代の伍一氏の兄が憲兵していることがきっかけで、軍人用の保存食としてつくりはじめました。しかし、終戦後になると材料の砂糖などが手に入りにくくなったことから製造が終了してしまったそうです。しかし代替わりすると、2代目の欽一氏が幼少期の頃、軍人さんにもらった軍隊堅麵麭の味のおいしさが忘れられないと復刻し、現在に至ります。もちろん、戦時中から現在まで作り方や味は変わらず守り続けています。
今回、うーちゃんたってのお願いで、テレビ初公開となる軍隊堅麵麭の焼き立てを試食。なんと、焼きたての軍隊堅麵麭は、しっとりやわらかい食感の上に、砂糖の甘さとゴマの風味が広がる絶品のお味でした。戦時中から今日まで守り続けられている軍隊堅麵麭。その美味しさとかたさ、そして今でも支持される人気のヒミツは、3代にわたり受け継がれている家族の絆のかたさにあるのかもしれません。

 

<町内遺産情報>

株式会社 ヨーロッパンキムラヤ

住所:鯖江市旭町2-3-20

TEL:0778-51-0502(本社)

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