番組紹介

おかえりなさ〜い

うーちゃんの町内遺産

エントリーNO.134 高浜町和田「五作じいさんに感謝!若狭ふぐの開拓者」

今回訪れた町内は、高浜町和田。夏は、県内のみならず、関西方面からも多くの海水浴客でにぎわいますが、冬のこの時期は一転、静かな街並みに変わっています。そんな町内で出会ったのが、ふぐの養殖場に向かうため、出港の準備をしていた今井清隆さん。なんでも祖父の今井五作さんが、約60年前に県内で初めて、トラフグの養殖に成功したという、まさに「若狭ふぐの開拓者」だったのです。若狭湾では昔から春先になると定置網にトラフグがかかっていましたが、産卵前で毒もきつく、味もよくないとされていました。そんなトラフグを養殖してなんとか地元の名産にしようと取り組んだのが五作さんでした。自身の財産をつぎ込みながら試行錯誤を重ねて約3年、水温の上がる夏でも泥の中にもぐるというフグの習性をいかし、ついに、成魚を育てる“畜養”という方法を確立しました。そんな五作さんの努力がきっかけとなり、若狭湾は、日本で最北のトラフグ養殖生産地となったのです。
その後、五作さんが考案した“畜養”を受け継ぎながら、若狭ふぐを養殖する、3代目の今井さん。稚魚から育てる養殖と比べ、すでに天然の環境で育った成魚ということで、生けすで飼っているトラフグは3~4キロサイズが一般的、大きいですが身のしまりや歯ごたえも十分で、甘みもあるのが人気の理由なんだとか。現在は、五作じいさんの名前をとった「五作荘」というふぐ料理専門店で、自慢の味を提供しています。そして、その料理と一緒に必ず添えられているのは、五作じいさんへの感謝の気持ちをつづった一枚の手紙。その気持ちと共に、ふぐへの愛情は3代変わらず受け継がれていました。
 

 
<町内遺産情報> 
★五作荘~五作じいさんの魂を受け継ぐふぐ料理専門店~
住所:高浜町和田131-16-1
TEL:0770-72-0164

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