番組紹介
エントリーNO.136 福井市光陽「江戸の民衆文化を復元 モダン絵馬工房」
2014年01月15日(水)放送
今回訪れた町内は、うーちゃん2度目の福井市光陽。しかし、ロケ日はあいにくの大雨で、住宅街とはいえ、人通りもなく大苦戦。。。
そんな中、発見したお店、「茶房まちこ」で雨宿りすることに。こころよく迎え入れてくれたのは、女性オーナーの岩崎さん。店内は、お客さんが持ち込んだ動物や韓流スターの絵画が飾られたアットホームな雰囲気。普段は、カウンター越しに岩崎さんとの会話を楽しむ常連さんで賑わうお店ですが、飛び込みのうーちゃんも温かくおもてなししてくれました。
続いて発見したのは、「絵馬洞(えんまどう)」と書かれた謎の電柱広告。看板を頼りに訪れてみると、そこは神社などに奉納する絵馬を制作する工房でした。絵馬師の島村さんは、この道に入って20年弱。もともとは看板広告などを手掛けていたそうですが、絵馬の復元作業に携わるうちにその魅力にとりつかれ、今では県内外から持ち込まれる歴史ある絵馬を蘇らせています。
実は江戸時代後期から、越前の地には、豊かな絵馬文化が根付いていました。福井城下に、「夢楽洞(むらくどう)」と呼ばれる町絵師の工房があり、中でもそこでつくられる絵馬が、越前を中心に加賀や能登地方にかけて大流行していたのです。当時の絵馬は、願い事を書くのではなく、旅の土産や、祭りの記念品として買い求める人が多く、それを各地の神社などに奉納していたそうです。今では、江戸の民衆文化を今に伝える貴重な工芸品となっています。
そんな「夢楽洞」の歴史と作品をリスペクトしながら、その絵馬を蘇らせるために活動していたのが「絵馬洞」。江戸時代と現代をつなぐ絵馬工房として、これからも歴史を刻んだ絵馬に新たな命を吹き込み続けます。
★絵馬洞~江戸の町絵師工房の技を復元~
住所:福井市光陽2-9-21
TEL:0776-28-7666
★茶房まちこ~憩いの街なか喫茶~
住所:福井市光陽2-18-15
TEL:0776-29-1134
過去の放送
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