番組紹介

おかえりなさ〜い

うーちゃんの町内遺産

エントリーNO.29 鯖江市川去町「伝統の涼感アイテム 油団」

紅屋紅陽堂 牧野友美さん

 

全国でも唯一と言われる、伝統の涼感アイテムの職人がいると聞いたうーちゃん、さっそく作業場のある鯖江市川去町に訪れました。
その伝統の涼感アイテムというのが“油団”。和紙を十数枚張り合わせた敷き物で、昔は夏の時期になると座敷に敷いて涼をとっていたそうです。確かに、油団の上に座ってみると、ひんやりした心地で、まさに暑い時ほど活躍する涼感アイテム。しかし、最近では座敷がない家が増えたり、エアコンなどの家電製品の普及とともに、あまり見かけなくなってきました。そんな時代の流れとともに、油団をつくる職人の数も減っていったのは、ある意味、自然な流れとも言えます。
紅屋紅陽堂では、そんな油団を明治時代から3代にわたり作り続けています。本来は、掛け軸や屏風といった表具職人で、夏の季節商品としてつくりはじめた油団。製造には、表具職人にとっても基本となる技術も活かされているそうです。油団製造は和紙を張り合わせ、打ち刷毛でたたきながら、一枚一枚重ねていきます。他にも、天日干しや、えごま油の塗りなどの工程が、全て手作業のため、最低でも一カ月はかかるという重労働。このように、仕上げるまで様々な手間がかかる油団ですが、大切に使えば100年はもつほど丈夫なんだそうです。しかも、使い込んでいくうちに、表面があめ色のツヤ感が出て、ひんやりした座り心地はもちろん、敷いた部屋の品格をもあげてくれるのも油団ならでは。現在は、3代目の牧野さんを中心に、修業中の息子さんや、お弟子さんと力を合わせて油団を作り続ける紅屋紅陽堂。これからも、伝統の油団製造の技をを受け継いできたという誇りとともに、後世に伝えていってほしいですね。

 

<町内遺産情報>

紅屋紅陽堂(古書画修復・美術表装・油団製造)
住所:鯖江市田村町2-10
※油団製造の作業所は川去町になります。
TEL:0778-62-1126

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過去の放送

2012年09月10日(月)放送
エントリーNO.44 日本ゴム銃射撃協会福井市支部「ゴム銃の世界はワイルドだぜ!」
2012年09月04日(火)放送
エントリーNO.43 坂井市春江町(福井空港)「大空の風をつかむ!グライダーの世界」
2012年09月03日(月)放送
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2012年08月27日(月)放送
エントリーNO.40 福井市鮎川町(国見地区)「海辺の夫婦ガラス工房」
2012年08月21日(火)放送
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エントリーNO.36 鯖江市旭町「戦時中から愛される、ほおばるパン!?」
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エントリーNO.33 坂井市春江町江留中「メガ盛り漫喫を大満喫!」
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エントリーNO.32 若狭町鳥浜「タダで大丈夫!?取り放題のウナギ」
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エントリーNO.31 福井市大手 「93歳現役スナックママ」
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エントリーNO.30 美浜町竹波「妙にリアルなかかし」
2012年07月09日(月)放送
エントリーNO.29 鯖江市川去町「伝統の涼感アイテム 油団」
2012年07月03日(火)放送
エントリーNO.28 敦賀市公文名「芸術が爆発した!?アートな屋敷」
2012年07月02日(月)放送
エントリーNO.27 勝山市遅羽町比島「勝山でアツイ。ねじアートの世界」
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エントリーNO.26 南越前町今庄「宿場町に残る伝統の梅の味」
2012年06月25日(月)放送
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