これまでの旅

第7回

5月10日放送

真亜子感激!伝統の技を未来につなぐ和紙の里

旅人:城戸真亜子(タレント・芸術家)

旅先:今立町


今回の旅人は、タレントで芸術家の城戸真亜子さん。
素材にこだわりをもって創作活動に取り組む真亜子さんの希望で「越前和紙の里」今立町に向かう事に。

まず、訪れたのは、県無形文化財保持者・岩野平三郎さんの製紙場。岩野さんはその伝統的な紙漉きの技法を高く評価され、このほど旭日双光章を受章しました。岩野さんの説明を受けるうちに、真亜子さんは「越前和紙」を支える数々の秘密を知る事になります。きれいな水が良い和紙を作ること、「越前和紙」は女性が漉くという伝統があること、岩野さんの祖父は日本画紙の創始者で画家の創作活動を和紙作りで支えたこと、などなど。約1,500年の歴史を誇ると言われる「越前和紙」の奥深さに、すっかり魅せられた様子でした。
また、紙漉きを初体験したり、岩野さんの伝統技法「打雲」に触れたり、それから、岩野さんから創作用の和紙をいただいたりと、感動のひとときでした。
その他、今立で和紙を使った創作活動を行う青木里菜さんとの素敵な出会いもありました。
「越前和紙」を愛する人たちとの出会いにすっかり満足した真亜子さん。
「今立の素敵な風景や環境がすばらしい和紙や作品を生んでいる」とのコメントが印象的でした。
 
【連絡先】  
岩野平三郎製紙所    電話 0778-42-0410
五十嵐製紙    電話 0778-43-0267
卯立の工芸館    電話 0778-43-7800