ふくい浪漫☆い～ざぁええDay

今回の旅人は前回に引き続き俳優の志垣太郎さん。
｢癒し｣をテーマに南条町を旅し、生産量日本一を誇る花ハスの収穫を体験。
訪ねたのは南条蓮生産組合組合長の岩﨑義雄さん。
実は岩﨑さんが、南条でハスを広めた最初の人。海軍の特攻隊員として瀬戸内海と太平洋をつなぐ豊後水道付近で過ごした岩﨑さん。出陣することなく終戦を迎えて故郷南条に戻り、戦死した仲間達の霊を供養になればとハス栽培をはじめました。岩﨑さんの想いが日本一の蓮の町をつくったのです。
育てているのは、誠ハスという品種で花びらが多く、花が長持ちし、人気。お盆用の仏花として、全国に流通しています。
そしてハスを使って何か作っている人がいると聞きやってきたのは、南条町内に住む三田村利美さんのお宅。
実は三田村さん、陶芸歴１５年を誇り日展など数々のコンクールで入賞を果たしている実力派。ハスをモチーフにした作品を多く生み出しています。特に三田村さんが気にっているのは、蓮台というハスの芯の部分。乾燥させると蜂の巣のようなユニークな形になり、三田村さんの創作心を刺激します。
そしてこの日、もう一つ自慢の品を見せてくれました。
それはハス酒。花を４年間焼酎に漬け込んだもので、志垣さんも試飲！
その濃厚なお味で、心いやされ、さらにお元気になられた志垣さんでした！

【連絡先】
南条蓮生産組合	電話　0778-47-2227