第101回

8月21日放送

料理人・森野熊八 福井縦断!夏グルメ旅

旅人:森野熊八(料理人)

旅先:福井市 白方町、美浜町 久々子湖


旅人は、料理人の森野熊八さん。「福井の夏の“うまいもの”」が知りたいということで、まず訪ねたのは福井市白方町。コチラで福井ブランドの夏野菜「越のルビー」を堪能していただきました。収穫現場で味わうもぎたての味に大感激の熊八さん、地元の加工グループの方々に、「越のルビー」の新メニューも提案をしてもらいました。

続いては、旅の疲れをとってもらおうと、美浜町の久々子湖を訪ね、夏のスタミナ食材「天然 青ウナギ」をご案内。コチラで天然ウナギの伝統漁・筒漁を守り続けている神田幸成さんに同船し、大興奮のウナギ漁を見学。そして神田さんのご自宅では、脂がタップリのった天然ウナギの蒲焼を頂き、熊八さんも大喜び。

最後に、熊八さんの粋な計らいで、越のルビーと天然ウナギを使った、森野熊八風・福井フレンチ「ウナギのプロヴァンス風」を作っていただきました。家庭でも簡単につくれるので、是非、試してみてはいかがでしょうか。
 
【連絡先】
・越のルビー  JA福井市営農販売部 電話 0776-33-8156
・越のルビーの手作りカレー(要確認)
 かがみや駅前角店
電話 0776-22-5561
・久々子湖の天然・青うなぎが  食べられる店(要確認)
 「味一休」
電話 0770-32-0152

森野熊八風 福井フレンチ 「鰻のプロヴァンス風」

 
材料(2人分)
・鰻白焼き …1尾
・越のルビー …5個
・ライプオリーブ …10〜15粒
・ニンニク …2カケ
・パセリ(みじん切り) …大さじ2
・白ワイン …80〜100cc
・バター …20〜30g
・サラダ油 …適量
・塩 コショウ …適量
作り方
(1) 越のルビーは粗くきざみ、ニンニクは1カケを半分に切り、1カケをみじん切りにし、オリーブは半分にきっておく。
(2) 鰻白焼きは、半分に切っておく。
(3) フライパンにサラダ油と、(1)の半分に切ったニンニクを入れて加熱し、(2)の鰻の皮を下にして弱火で焼き、皮の表面がパリッとしてきたら裏返して焼き、表面がパリッとしてきたらもう一度裏返して火を止め、そのままおいておく。
(4) 別のフライパンにサラダ油少々と、(1)のみじん切りにしたニンニクを入れて加熱し、ニンニクの香りが出てきたら(1)の越のルビーを入れて炒め、(1)のオリーブを入れて炒めて、白ワインを入れ、軽く煮詰める。
(5) (4)のソースにバターを入れて混ぜ、パセリ(みじん切り)を入れ、塩、コショウで味を調える。
(6) (3)の鰻を器に盛り、(5)のソースをかける。
 
 
 
 
第102回

8月28日放送

森野熊八流!高浜町で夏の思い出づくり

旅人:森野熊八(料理人)

旅先:高浜町


前回に引き続き、旅人は、料理人の森野熊八さん。福井縦断のグルメ旅、最終地は高浜町。
まずは、町の特産・トラフグを使った、ここでしか味わえない珍味から。通常、猛毒で食べることのできない、フグの卵巣を3年かけて熟成させた粕漬け、その名も「福のこ」。あらゆる食材を知り尽くした熊八さんも、初めての食材とあって興味津々!そして、味の方も、珍味好きの熊八さんから“珍味界のベスト3”に入るとの太鼓判が!これには、熊八さんも大満足。

続いて最後に訪れたのは、夏の思い出づくりに参加してもらおうと、高浜町の夏の一大イベント「若狭たかはま漁火想」を準備をしている皆さんのところへ…。(「若狭たかはま漁火想」7月29日に開催)町全体に12.000個のキャンドルが並ぶこのイベントは、大人から子供まで大勢の町民が参加。その中心として頑張る3人の女子高生に、熊八さんから粋なサプライズが!町の特産・五色貝を使った、熊八風スペシャルバーベキューを作ってもらいました。炭火で焼いた五色貝に酒と醤油で味付けし、熊八さん自慢の“和風タルタルソース”でいただく逸品。
ちなみに、和風タルタルソースは、いろんな料理に応用できるとのことなので是非、ご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。

【連絡先】
・ふぐの卵巣の粕漬け「福のこ」 ふぐ料理 五作荘  電話 0770-72-0164

森野熊八特製 「和風タルタルソース」

 
材料(2人分)
・マヨネーズ …100〜150g
・たくわん漬け …20〜30g
・柴漬け …20〜30g
・野沢菜漬け …20〜30g
・らっきょう漬け …5〜6粒
作り方
(1) たくわん漬け・柴漬け・野沢菜漬け・らっきょう漬けは、軽く水気をきってみじん切りにしておく。
(2) ボウルに、マヨネーズと(1)の漬物を入れてよく混ぜる。