タカさんも応援！目指せ世界遺産登録　若狭小浜は歴史の宝庫

旅人：ガダルカナル・タカ（タレント）

旅先：小浜市

都会の喧騒を離れてのんびりしたいというガダルカナル・タカさんを若狭小浜にご案内。貴重な文化財や美しい自然に抱かれたこの町は、世界遺産登録を目指して周辺整備を進めています。

まずは、創建千二百年の歴史を誇る明通寺へ。
三重塔と本堂はともに国宝に指定されています。福井県内の建築物の国宝はこの二つしかないそうです！「い〜ざぁええＤａｙ」のために、特別に三重塔内部の本尊と十二天像壁画を見せていただきました。また、海幸彦山幸彦の話を描いた貴重な絵巻物「彦火々出見尊絵巻」も拝見、日本が世界に誇るアニメ文化のルーツとも言える絵巻物の世界にタカさんも感激していました。

続いては、神道と仏教が混じりあう「神仏混淆」で有名な明通寺へ。特別に許可をいただき、本堂の中を撮影させていただきました。今回の「い〜ざぁええＤａｙ」は、日頃は見ることが出来ない貴重な映像のオンパレード。国の宝である貴重な文化財を後世に受け継ぐことの大切さとたいへんさを実感したタカさんでした。

最後は、地元の文化財を大切に守ろうと活動している国分文化財愛護少年団を訪ねて国分寺へ。昭和４４年に産声を上げたこの少年団。全国でも珍しい存在で、今では、二世団員が活躍しているとか。小学生１３人が、春・夏・冬にここ国分寺の大掃除を行うほか、文化財の勉強などを行っています。当たり前のように身近にある文化財の大切さを後世に伝えるその精神は、世界遺産登録を目指す小浜市の活動に不可欠なもの。子供たちの純粋な思いに触れて、ロケの寒さも吹き飛ばしたタカさんでした。

タカさんも実感！御食国の誇りを未来につなぐ町づくり

旅人：ガダルカナル・タカ（タレント）

旅先：小浜市

古くは「御食国（みけつくに）」として、朝廷に食材を献上した若狭小浜。その伝統を未来に生かす「食の町づくり」が全国の先駆けとして今、進められているというのでタカさんをご案内。

まずは、丸山地区の農業グループ「まるやま農園」へ。四季折々の旬の野菜が、とれたてで並ぶことから週２回の朝市は大人気。ホンモノ志向のこだわりの農法に触れて、タカさんも大満足。野菜もいただいちゃいました。
この野菜を手に訪れたのは、内外海地区のお母さん方で作る食生活改善推進員グループ「すこやか会」。「食の町づくり」を支える大きな力です。今回は、地元の海の幸・山の幸を使った伝統料理・健康料理を作っていただくことに。調理士免許を持つタカさんも見事な包丁さばきを披露してくださいました！出来上がった料理は、食べる人の健康を思い、伝統の技を生かしながらお母さん方が考えた、これぞまさに「若狭小浜のヘルシー料理」。とろけるようなこの食感。新鮮さがタカさんをうならせました。

最後に訪れたのは、内外海小学校。食の教育・いわゆる「食育」の実践校で、「食育カルタ」や「塗箸での豆つかみ」など、日頃から楽しみながら食育が行われています。タカさんも子供たちとのふれあいの中で「食育」の重要性を実感し、旅を終えました。