福井テレビ

旅人：山田邦子＆肥後克広（ダチョウ倶楽部）
旅先：若狭町、おおい町

旅人は『い～ざぁ』２度目の登場となる山田邦子さんと、ダチョウ倶楽部のリーダー肥後克広さん。
おいしい食材の宝庫である若狭地方で、旬の味覚を鍋にして食べてもらう旅にご案内です。

まずやってきたのは常神半島の中ほどに位置する神子地区。こちらでは邦子さんと肥後さん、それぞれに釣りをしてもらい鍋の具材を手に入れてもらいます。

邦子さんは釣り船で沖に出るも、海の状態と時間の少なさもあって狙いの「カワハギ」は釣れずじまい。
一方、船酔いに弱い肥後さんは、防波堤近くのフグの養殖生け簀で釣り体験。見事丸々とした「若狭ふぐ（トラフグ）」をゲットしました。

釣りのあとは神子地区のお宿にて、フグ鍋を食べてもらいました。
冬の日本海の冷たい水で身の締った若狭ふぐをお２人も大絶賛。さらに宿のご主人が釣れなかったときのために、とご用意していたカワハギも鍋に投入。濃厚な白身の味に舌鼓を打ち、大満足の海の幸の鍋になりました。

次に向かったのは、おおい町名田庄。山に囲まれたこの地で、特産品の「自然薯」を手に入れようと生産組合のみなさんを訪ねて、畑で収穫作業をお手伝い。スコップを使い、土の中から掘り起こすなかなかの重労働ですが、立派な自然薯が獲れたときの喜びはまさに宝探し感覚。

いただいた自然薯を持って向かったのは地元の料理旅館。こちらの名物である「ぼたん鍋」に、今回は特別にすりおろした自然薯をお団子状にして投入。山の恵みが満載された鍋料理に仕上げました。その味の虜になった邦子さんの猛プッシュもあって、なんと「自然薯入りのぼたん鍋」が、この冬限定でメニュー化してもらうことに。
邦子さん、肥後さんともに海と山の旬の恵みを、五感をフルに使って感じた今回の旅。福井の新たな一面を知る旅となりました。

◎若狭ふぐ『藤乃屋』（フグ釣り体験）
住所：若狭町神子4-34
TEL：0770-47-1606

◎名田庄自然薯生産組合
TEL：0770-67-2272（名田庄商会）

◎料理旅館『新佐』
住所： おおい町名田庄久坂4-10-2
TEL：0770-67-2028（※自然薯入りのぼたん鍋は要予約）