先日、南越前町で取材中に、木にのぼった野生のクマ一頭に遭遇しました。

数十メートルの距離に近づくまで、まったく気が付きませんでした。

クマはその時、罠(わな)にかかって動けない状態でしたが、遭遇した瞬間は、そのことは分からず、「これはまずい」と命の危険を感じました。

初めてこの目で見た野生のクマ、突然の遭遇。頭は真っ白でした。

「クマは動けない状態」だということに気付くと冷静になれましたが、「もし罠にかかっていなかったら、、、、、」と思うと、今でもぞっとします。

 

イットの中でもその様子をお伝えしましたが、ニュース後、体はぐったり。

精神的な疲労がかなり溜まっていました。

命を守ろうと、全身の神経が緊張していたんだと思います。

 

クマの冬眠は12月上旬です。

あと1カ月は、鈴やラジオを携帯するなどクマに遭遇しないための対策も大事だと身に染みて感じました。

 

クマ遭遇の一部始終は、福井テレビの公式YouTubeで公開されています。