福井テレビ

今回は福井出身の人気モデル鹿沼憂妃さん。
今年は越前時代行列のお市の方を務めたり、人気ファッション誌の表紙を飾ったりと、まさに今ノリにノッているのが鹿沼さんです。

スタートは坂井市丸岡町。帯のまち・丸岡を象徴する浴衣帯の国内トップメーカー・小杉織物を訪ねました。普段は、モデルとしてファッション業界に身を置く鹿沼さんだけに、浴衣ファッションをリードする最新の帯に興味津々。

 
高性能の織機や職人技と並んで欠かせないのが、帯をデザインする女性スタッフの力。彼女たちが生み出す新作は、年間におよそ1,000種類にも及ぶそうです。

スタッフの中には、どうしてもデザインに関わる仕事がしたくて転職した人も少なくありません。そんな彼女たちの情熱に触れた鹿沼さん、あらためてファッションに関わる喜びを実感することになりました。

続いて訪れたのは、三国町のサンセットビーチ。海水浴や花火を楽しんだ鹿沼さんの思い出の場所。美しい夕日を眺めていると、結婚式の前撮りをするカップルを発見。地元の美しい景色の中で、思い出を残したかったというお２人から、幸せを分けてもらいました。

この三国町で、今年、創立６０周年を迎えるのが、三国町合唱団。８月の記念コンサートにむけて、２０代から８０代のメンバーが練習に励んでいます。メンバーが入れ替わりながらも、これまで活動が途絶えなかったのは、創設メンバーが残した団歌のおかげもあるそうです。歌詞に込められた“心をひとつに歌う”という思いが、メンバーを今もつないでいます。そんな皆さんの歌声に包まれた鹿沼さん、ふるさとの美しい景色と歌声に新たな力が湧いてくるようでした。