福井テレビ

前回に引き続き、旅人は俳優のルー大柴さん。

やって来たのは、自然豊かな大野市和泉地区です。

道の駅九頭竜でルーさんを出迎えてくれたのは、地元で「てんから釣り（毛ばり釣り）」の名人と呼ばれている洞口一夫さん。釣りで使う毛ばりもご自身で作っているとのことで、その様子を見せてもらい、ルーさんも毛ばり作りに挑戦しました。

細かい作業に苦労しながら、立派な毛ばりを作り上げました。

これを使い、魚をゲットしようと近くの川でてんから釣りをすることに。

初めてのてんから釣りに苦戦しながらも、形になっているルーさん。

しかし、惜しくも魚をゲットすることは出来ませんでしたが、山に囲まれ、川の音を聞きながらの釣りに、ルーさんも満足しました。

釣果０に終わったルーさん。ここでどうしてもアジメドジョウをゲットしたいと、網を片手に川の中をガサガサと探索することに。

一緒に、ドジョウ捕りを行ったのは、近くに住む奥越漁業協同組合の新井俊成さんと新井さんのお手伝いをしている佐宗辰哉さんの二人。

実は佐宗さんは、この４月に和泉地区にやってきたばりの２７歳。

将来は、和泉地区に人が集まる場所を作りたいという夢に、ルーさんも感銘を受けます。

１時間ほどガサガサと探しましたが、結局、アジメドジョウを捕ることができませんでした。

最後に、新井さんがアジメドジョウを捕る伝統漁法「アジメ落とし」を行っているとのことで、その仕掛けを見せてもらうことに。仕掛けの中には、ルーさんがゲットしたかったアジメドジョウが大量に入っていて、その様子に驚きました。

最後には、和泉地区の美しい自然、そしてきれいな川を守っていきたいという新井さんの思いを聞き、またこの場所に遊びに来ると約束したルーさんでした。