＜議題＞
「日本全国 福むずび」あまむすび ～あわら市編～
「なんだー？ワンダー！」大野市にある巨大ヒノキってなんだー？

放送期間／
2023年7月1日（土）午後6時00分～6時29分
2023年7月1日（土）午後6時29分～6時55分

 

＜審議概要＞

【日本全国 福むすび】

・冒頭は隊長の元気が少し空回りしているかなと思ったが、お店を何軒か回っているうちに店員さんの素の表情が出ていて、非常に良かった。
・隊長の進行が上手いがために、逆に素人である従業員の方、店主の方が一歩引いてしまっている気がした。
・お店の人たちが明るい表情でやりとりをされていて、幸福感を届けるという仕事をしているという気持ちで仕事をされているのが表情から伝わってきた。
・隊長が店の方と顔を合わせた時に、「美人ですね」と何回も言っていたのが気になった。
・カメハメハ大農場と田嶋牧場のコラボという、それこそ「むすび」という部分になぜ触れなかったのか。
・局アナなどが同行して突っ込みや回しをするパターンを入れていくと隊長も生きてくるのではないか。
・シリーズ物の場合、前回のダイジェストを入れるなど、物語としてつながってくるような構成にすると制作意図も伝わるのではないか。
・スイーツの値段が表示されておらず、正直に出してもらえると見ている方にも価値が伝わりやすいと感じた。
・紹介されたお店のうち３つが歩いていける距離のところなのに、なぜ最後に吉崎のお店を選んだのか。
・あわら市は新幹線延伸に向けた発展が望まれる地域で、タイミングとしても対象として取り上げるべき地域性としても良かった。
・京都の素材を使ったお店が出てきたが、あわら市には「とみつ金時」や、スイーツに適当な果物がたくさんあり、地元食材を紹介するのが本当の「福むすび」ではないか。
・「福むすび」というのは県と県を結ぶというところからスタートした番組なので「むすび」というところへのこだわり、テーマ性を出して欲しい。

 

【なんだー？ワンダー！】

・フィトンチッドという木が自分を守るために虫を寄せ付けない物質を出すなど、全然知らなかった情報があって良かった。
・山道を登っている姿をとらえた後に、足元の崖の鋭さが出てきて、危険な場所だということを見せようとしているのだと思うが、恐怖心を抱いてしまった。
・大野にある辺境の地域、九頭竜湖より南の辺りというのは地図では見るが行ったことのない場所で、そこの映像を見られたのは貴重な視聴体験だった。
・生命力というのは素晴らしくて、不揃いの妙を生み出すというところに目を向けたことも良かった。
・伊勢峠の周辺がなぜ孤立したような形になっているかといった歴史的な部分も入れてもらえると良かった。
・医学用語として奇形という言葉は使われるが、日常用語で奇形という言葉をあまり強調しない方が良いと感じた。
・小学生を中心に人気の番組なので、なんワンくんがもっと世間に出てきても良いのではないか。
・自然の作り出す摂理の凄さや偉大さ神秘性を感じるとともに、この手付かずの素晴らしい自然が福井に残っているということを誇らしく思った。
・今回のヒノキを日本一奇怪なヒノキと紹介している学術書の「巨木学」著者であり植物写真家の宮誠而さんもぜひ出して欲しかった。
・木としては一生懸命生きてきた形がこれだという話は綺麗にまとまっており、人間として一生懸命やっていたらこういう形になったと言えるようになりたい。