2026年1月 福井テレビ番組審議会|会社情報|福井テレビ

会社情報

2026年1月 福井テレビ番組審議会

<議題>
「福井テレビ ニュースイット 2025年末特番
シロクロテレビ ―昭和101年へのバトン―


放送/令和7年12月27日(土)午後0時00分~午後0時59分

<番組に対する意見>
・昭和100年という大きな区切りの年末にふさわしく、タイトルと内容がマッチしていた。
・複数パートに分かれた構成で、災害や戦争などの重いテーマの間に昭和グルメを挿入し、視聴者の気持ちもリセットできたのでは。
・実体験者の証言が視聴者に伝わる力がある。心に残る言葉が多かった。
・昭和アイドルパートで心理学の先生による理論的分析など様々な切り口で多角的に作られていた。
・昭和喫茶での収録が非常に良かった。福山アナの昭和風衣装や、ゲストがお客さんのように入ってくる演出が効果的だった。
・大きな出来事の間に昭和感のあるソーダフロートやミートソーススパゲティを紹介していて番組に厚みと広がりが出た。
・冒頭で福山アナの「平成生まれの私がお伝えします」とのコメントや、コーヒーを飲む場面も美味しそうで良かった。
・地震(昭和23年)、水害(昭和40年)、空襲(昭和20年)の順序が時系列でなく、100年の流れとしては分かりにくかった。
・昭和の表記のみでは若い世代にピンとこない可能性がある。西暦併記があるとより分かりやすかったのではないか。
・テロップが一部だけで、撮影時期や場所の情報があるとより良かった。
・丸岡城の別名「霞ヶ城」の説明が欲しかった。
・全体のまとめとして現代社会の特徴(AI進展、人口減少、若者の不安)と昭和100年の学びを結びつけた提言があるとより良かった。
・自然災害が冒頭から来ることで、ブルーな気分になる。
・助け合いの精神や絆について、言葉だけでなく映像で訴える表現があるとより効果的だった。
・体験者の証言時に地図が後から出たが、最初に地図を示す方が分かりやすかったのではないか。
・CM前で子供の声を使用しているが、その意図が不明確だった。
・白黒テレビというタイトルの趣旨が不明確、カタカナ表記についても疑問が残った。
・昭和カルチャー(ミートソーススパゲティ、ソーダフロート、1980年代アイドル)が興味深い。
・学芸員・橋本さんが博物館への写真寄贈を呼びかけ。
・福井の100年を振り返る素材として自然災害と空襲を取り上げたことで、最優先は平和と安全という制作側の思いが伝わり、番組がまとまっていたと思う。
・CM前で昭和の懐かしい場面が表現されており、若い世代には昭和の時代像を、高齢者には自分の人生の歩みを思い起こさせた。
・ゲストの実体験と学芸員・学者の客観的発言が組み合わさり、心に響く説明ができていた。
・昭和の歌姫として松田聖子が取り上げられたが、昭和を長く生きた世代には美空ひばりではないか。
・1980年代の松田聖子の時代はカラー放送であり、昭和全体を白黒で表現するのはいかがなものか。
・CM前の写真はほぼ白黒だが、最後の方にカラーが混在していた。昭和世代は白黒だけではないという違和感が残る。
・喫茶店での撮影により、スタジオ収録ではなく自然な雰囲気が出た。
・ママさんとのやり取りやゲストの登場など、良い雰囲気が生まれた。
・西谷の水害を取り上げたことが良かった。福井豪雨や小浜の戦後水害ではなく、新しい視点。
・住民が山道を避難した話が印象的。避難方法や持ち物など、より詳しい情報が欲しかった。
・当時を思い出して書いた図面は、書く過程を見せることでリアリティが増す。
・福井空襲は軍需工場爆撃の建前で、実は逃げ道を塞いで多くの人が死ぬよう計画された犯罪的空襲。
・空襲イコール戦争ではなく、戦争の一局面。
・学生のコメント「広島・長崎・沖縄だけでなく福井のことを知りたかった」が素晴らしかった。
・丸岡城の取り上げは意外だったが、住民の心のよりどころとしての重要性が理解できた。
・オープニングの映像が長いため、説明テロップを付けて欲しかった。
・福井の災害を説明するボードを映す時間が短すぎて読めなかった。
・戦争パートの結論「証言を聞き続けよう」より、証言してくれる人も減ってきている昨今、記録の整理・整備が重要。
・若いディレクターの選定と高齢世代の選定では視点が異なる。福井県民の世代別アンケート(20代、30代、40代、50代など)を実施し、各世代が選んだ出来事を集約してはどうか。