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2026年3月 福井テレビ番組審議会
<議題>
「新幹線は何を運んだか~北陸新幹線 金沢・敦賀開業2周年~」
放送/令和8年3月14日(土)正午~午後1時
<番組に対する意見>
・県民に課題について考える機会を与えた良い取り組みだった。
・開業2周年の特集番組として、福井県の発展と課題、未来への期待をまとめた取り組みは有意義だった。
・「新幹線は何を運んだか」というタイトルに対し、具体的に何が運ばれたのかが明確に示されず、視聴者に何も残らない印象を与えた。
・4つの駅をそれぞれ紹介する構成が繰り返され、パターンが同じため途中から飽きが生じた。駅中心に状況を洗っているため、地域全体の視点や人、店、お金の使途など視点が混在し、分かりづらさが残った。
・宿泊数が伸びていない課題があるにもかかわらず、ポジティブにまとめようとしている傾向が見られた。地元メディアとして課題をはっきり言わないと行政が現状で良いと思ってしまう懸念がある。
・越前たけふ駅周辺のコンセプトが曖昧であり、路線バスが止まらない、タクシーの運行が限定的など具体的な課題が十分に掘り下げられていない。開業2年経過してもコンセプトが定まっていない状況が問題である。
・4つの駅の説明の途中にインバウンドの話題が挿入され、構成上不自然であった。駅ごとの流れが途切れ、なぜこのタイミングで外国人の話が出てくるのか不明確であった。
・越前大仏の取材理由が不明確だった。ストーリー性がない場所だが、インバウンド人気の理由を掘り下げるべき。
・豊岡氏がゲストとして出演したが、司会者の兵藤アナウンサーの位置付けが不明確で、単なる導入役に終わった。佐竹氏のコメントもフリップなしで喋るだけで、テレビ番組としては寂しい表現であった。
・今回は寂しすぎた。経済学者など異なる観点から比較できるゲストが必要だった。
・「高付加価値層」など専門用語が説明なく使用され、視聴者が理解しにくかった。観光庁の定義「高付加価値旅行者」(1回100万円以上使う旅行者)を簡潔に説明すべきであった。
・「何を運んだか」に対する回収がなく、わざと分からないようにしている印象。
・過去の観光客数を示す際に年号が明記されていないため、高齢視聴者が時系列を把握しにくかった。西暦や年号の明記が必要である。
・結論を先に示してから説明する構成が望ましい。また、グラフなどの視覚的証拠を示すことで、ゲストの発言の信憑性が高まる。
・引っ掛かりなく新しい発見がなく、普段のニュースで聞いた話ばかりに感じられた。
・冒頭で「4つの新幹線ごと」と誤表現。「4つの駅ごと」に訂正すべき。
・市役所職員のインタビューで噛む場面が複数あり、録り直しが必要だったのでは。
・福井駅の活性化は観光客よりも県民のリピーターが重要である。県民が足を運ぶことで福井市内全体が活性化する構造を理解する必要がある。
