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「全国からお客を呼びたい」 横井チョコレートが直営店スタート【福井】
今回のビジネスはバレンタインにちなんでチョコレートの話題です。福井市内に2月、チョコレート菓子専門店がオープンしました。狙いは約1カ月後に迫った北陸新幹線県内開業です。
田島嘉晃アナウンサー:
「福井市内にチョコレート工場直営店がオープン。店内はオレンジを基調としていて
あたたかみがあります。高級感もあってとてもわくわくしてきます!」
店内に並ぶ様々なチョコレート。その数30種類以上。2月オープンしたばかりのチョコレート菓子専門店「横井チョコレートショップ&ファクトリー」です。
横井チョコレートは「北陸新幹線開業が一番大きなタイミング。元々『アメ横 夢菓子市』の一角でチョコを製造し販売していた。なかなか思うように客を迎える体制が整っていなかった。横井チョコレートならではの空間と商品で少しでも多くの客に来てもらえれば」と話します。
横井チョコレートの歴史は1945年、昭和20年にさかのぼります。
当時、菓子問屋の「横井商店」が創業され、長年、菓子の卸売業を営んできました。2013年に横井商店が自社工場でチョコレートの製造を開始。その3年後に横井チョコレートとして独立しました。
最新技術を活用して生産性を上げることで「高品質な商品を安く提供する」ことを目指し、スタートから10年で専門店のオープンを実現させました。「いままでイベントで人気だったチョコレートの量り売りの常設販売を始めた」と話します。
ナッツやべリー、抹茶などを組み合わせた色とりどりのチョコレート、1人でも食べやすい割れたチョコや、直径28センチの円盤タイプがあり、家族や友人とシェアする楽しみ方も提案しています。福井県というと幸福度ナンバーワンの県ということで、幸せのおすそ分けをイメージしてもらって分け合って食べてもらえたらとしています。
さらに、手作りチョコにも使えるチョコの原料も量り売りしています。木苺の一種、フランボワーズのチョコをいただきます。
田島アナウンサー:
「スーッと溶けていく。口どけがいい。噛んでいくと甘酸っぱさ感じますね。大人な高級感ある味わい」
北陸新幹線開業を見据えて新商品も開発しました。横井チョコレートでは「福井の新定番土産という形で、子どもはもちろん大人かわいい恐竜をイメージしている。色んな年代の方に楽しんでもらえる」と話します。
チョコはすべて独自にブレンド。その味はお客さんの心をつかんでいます。
お客は「とてもおいしい。リッチな空間で素敵」「恐竜には惹かれる、甥っ子にあげようと思って」と歓迎しています。
横井チョコレートは全国各地のみなさんがわざわざ足を運んでみたくなる場所にしたいと意気込んでいます。
新幹線開業まで約1カ月。新たな挑戦が始まりました。
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