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「次世代の自動車整備士を育てたい」福井トヨタが坂井高校自動車コースに実習車両を寄贈【福井】
2025.03.19 18:45
自動車整備を専門に学ぶ生徒たちの実習に役立ててもらおうと、福井トヨタが坂井高校に自動車2台を贈りました。
実習車として寄贈されたのは、トヨタのハイブリット車「アクア」と、FR車の「クラウン」です。「アクア」はトヨタのレースで実際に使われていたラリー車で、「クラウン」は客から下取りで買い取ったものです。
19日は寄贈式が行われ、福井トヨタの浮田愼太郎社長から坂井高校の清水一広校長に鍵を模したパネルが手渡されました。式には、機械・自動車科の自動車コースで整備士を目指す1、2年生合わせ11人も参加し、早速、新しい実習車に触れていました。
生徒たちは「アクアはハイブリットなので普通にはないシステムが入っていると思うのでそれについて学びたい。将来の夢は自分の整備工場を持つこと」と笑顔で話していました。
坂井高校では、2024年度から「坂井高校コンソーシアム」を立ち上げ、産学官が連携して教育の充実を図る取り組みを行っていて、福井トヨタはその会員企業のひとつ、今回は、次世代の自動車整備士を育てるための支援の一貫として行われました。
福井トヨタの浮田社長は「若い10代のうちから自動車に関心を持って学んでいきたいという生徒たちを心から応援したいという思いで、今回実車を提供した」と話しています。
今回の寄贈で、坂井高校自動車コースの実習車は合わせて10台になり、自動車の分解や組み立てなどさまざまな技術の習得に役立てたいとしています。
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