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「治療を頑張る子供たちに元気を」医療的ケア児に高校生が“目で楽しむ”プレゼント 福井南高校が探究活動の収益金を活用

2025.03.11 18:45

病気と闘う子供たちを支援しようと、福井市の福井南高校の生徒たちが11日、福井市内の病院におもちゃやタペストリーなど、子供たちが目で見て楽しめるものを贈りました。
         
寄贈を受けたのは、福井市の小児科「育ちのクリニック津田」です。ここには日常的に医療的ケアが必要な子供たち約20人が通院しています。
  
11日に福井南高校の生徒たちが届けたのは、目で見るだけでも楽しめるようにと考えた季節ごとのタペストリーやDVDなどで、医療的ケアが必要な野坂紬衣ちゃんと津田院長が代表して受け取りました。
  
福井南高校の家庭科分野のゼミでは探求活動の一環として、2023年度からレモネードを学園祭や県のイベントなどで販売し、その収益金で病気と闘う子供たちの支援をする取り組みを行っています。2024年度は1255杯を売り上げ、約5万円の収益がありました。この収益を元に、今回のプレゼントを購入しました。
  
寄贈した生徒たちは「治療を頑張る子供たちに元気が届いてほしいと思い寄贈した。みんなで仲良く使ってほしい」と話していました。
  
津田院長は「発達段階ごとに揃えてもらったので、医療的ケアの必要な子供も喜ぶと思う。本当にありがとうございます」と感謝していました。
  
福井南高校では、今後も支援を必要としている子供たちへの活動を続けていくということです。

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