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「競争から交流へ」学校の垣根越えて児童2400人がニュースポーツ楽しむ 福井市小学校スポーツフェスタ
スポーツの体験を通じて学校間の交流とスポーツへの関心を高めようと、「福井市小学校スポーツフェスタ」が18日から福井市内で始まりました。
県営体育館で始まった「福井市小学校スポーツフェスタ」は18日と19日の2日間で、市内の6年生約2400人が学校の垣根を越えてニュースポーツの体験を楽しみます。
福井市は2019年までは毎年、夏休み明けの時期に5年生と6年生を対象に個人や学校で競う陸上競技の「連合体育大会」を行っていましたが、2019年の第68回を最後に新型コロナウイルスの影響で中止したのを機に、運動の得意な子だけでなく皆が楽しめるような行事にしようと大きく方針を転換。2023年からは、対象を6年生に限定し、陸上競技ではなくニュースポーツを体験する大会にしました。
2023年は体験できる種目が1種目だったのを2種目に増やしたり、学校間で交流できるように対戦の組み合わせを工夫したということです。
会場ではボッチャ、卓球バレーなどニュースポーツといわれる競技の体験が行われ、児童は他校の生徒と触れ合いながら競技を楽しみました。
小規模校の児童は「6年生は9人なので、他の学校の子と卓球バレーができて楽しかった」などと話していました。
また、課題だった熱中症対策についても、冷房の効いた室内で行うことで解消しました。
大会事務局は「子供たちがすごく楽しそうでいい機会になっている。競争を望んでいる子もいるかもしれないがこの経験がスポーツへの興味をさらに高めるきっかけになれば」と話していました。
「競争」から「交流や体験」へと、環境や時代の流れで子供たちの学校行事も変革期を迎えているようです。
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