ニュース
県内のニュース
“ラン活”売れ筋はハンドメイド カスタムで世界に一つだけ…恐竜、バイカラー、機能性アップと進化が止まらないランドセル 商戦は年々“前倒し”に
小学校の入学式と同時に、すでに来年に向けてランドセルの情報収集から試着、購入までの一連の流れ「ラン活」の動きが始まっています。福井市の西武福井店では、4月から早くも「ラン活」がスタートしています。最新のランドセル事情を取材しました

ランドセルについて街の人は―
「自分の時は赤と黒の2色だった」
「1年前に買うなんて早い」
「(早く買うと)置く場所に困るんじゃない?」
1980年のランドセル売り場の映像を見ると、並んでいるのは赤と黒の2色のみです。

それが今ではー
武田祐季アナウンサー:
「きのうから設けられたランドセルコーナーです。カラフルですね!私のときには少なかったパステル系のカラーや、ゴールドのものもあります」
西武福井店には8日からランドセルの特設売り場が設けられていて、約300種類を販売しています。
西武福井店・焼田真理さん:
「色も多様化していて、今までは1色の色だったところが、ここ2、3年前はバイカラーという色が増えてきました」
ここ数年は、女の子はラベンダーやピンクなどの淡いカラー、男の子はブラックやブルーなど落ち着いたカラーが良く選ばれているそうですが、去年ぐらいからはバイカラーで2色使われているものの人気が高まっているそうです。

さらに、福井ならではの特徴があるそうでー
焼田真理さん:
「ランドセルを購入するのは祖父母が多いので、全国平均は6万円台ですが、福井県は7万円台ぐらいが主流」
孫へランドセルをプレゼントするおじいちゃんおばあちゃんが多い福井では、かける予算は全国より高いそうで、実際にこの売り場では「工房系」と呼ばれる鞄専門店が手がけるハンドメイドの製品がよく売れています。
職人が一つ一つ手作りするため、より体にフィットし丈夫なのが特徴で、量販ブランドと比べ1万円ほど価格が上がりますが、「長く使える上質なものを」と選ぶ客が多いそうです。
第一回目の受注を受け付けるのは、6月末まで。その後は、発注できるバリエーションが少なくなるため、自分の好みに合うランドセルにこだわりたい人のタイムリミットは、実は残り2カ月ほどということになります。

年々加熱するランドセルへのこだわりは、こんな商品も生み出しました。
武田祐季アナウンサー:
「大人気の恐竜ランドセル。毎年恐竜や色の数が増え、今では4000通りのカスタムができるんです」
ランドセル専門店イクラボが9年前に4種類から販売を開始した恐竜ランドセル。子供や保護者の希望に答えていく中で、3年前からはオーダーメイドも登場しました。
内側に刺繍される恐竜の種類や本体の色はもちろん、側面の色やフックの種類まで自分で選ぶことができ、「カスタム」で世界に一つだけのオンリーワンのランドセルを作るのが最新のトレンドだといいます。
ランドセル専門店イクラボ・山田耕一郎社長:
「やっぱりカスタムで自分だけのランドセルが作れるということで、すごく人気集まっている。自分の“好き”を表現できる、本当に多様な時代になってきている」

さらに9日から店頭に並んだ“ほやほや”の新作がー
武田祐季アナウンサー:
「一見、シンプルなピンクのランドセルですが、側面には恐竜の爪痕が刺繍されています!女の子の恐竜ファンにはたまらないですね」
恐竜好きの女の子の声に答え、これまではなかったパステルカラーの恐竜ランドセルが登場しました。
近年はタブレットと教科書を併用する学校も多いため、サイズは大きくなっている一方で、重さは軽くなっています。いまや軽いのは当たり前で、どんな機能やデザインを乗せていくかがポイントになっています。

年々早まる「ラン活」の時期。その理由の一つとして少子化があります。子供の減少と共に、大量生産から受注生産にシフトしているといいます。
時代とともにどんどん変化するランドセル。多様化が止まりません。
- 広告


