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“人材難”で福井県警が採用年齢を5歳引き上げ35歳までに 退職警察官の再採用も導入 志望者がピーク時の約4割にとどまる

2025.03.06 11:30

警察官の人材確保が難しくなる中、福井県警は2025年度の採用試験から、採用時の年齢上限を35歳までに引き上げます。また、他の都道府県の警察で勤務し、退職した警察官を再び採用する“再採用制度”を新たに導入します。

5日の福井県議会・土木警察常任委員会の分科会で、2025年度の県警の採用について西村仁崇警務部長は「採用時の年齢を引き上げ、一度警察官を辞めた人を再雇用する制度を2025年度から実施する」と説明しました。

県警によりますと、これまで採用時の年齢の上限は30歳でしたが、2025年度以降に5歳引き上げ、35歳までに変更するとしました。

県警の採用における年齢上限の変更は、平成以降初めてということです。

また、他の都道府県の警察で4年以上勤務し、結婚や出産、育児、介護などの事情により、やむを得ず退職した警察官を再び採用する「再採用制度」を新たに導入します。

2025年度は若干名の募集を検討しているということです。

県警の受験者は2023年度は255人で、近年は横ばい傾向が続いているものの、ピーク時の2010年度は624と比べると、約4割にとどまっています。   

 

※2025年3月5日発表 福井県警人事異動の一覧はこちらから⇩

https://www.fnn.jp/articles/gallery/838622

 

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