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何となくだるい、寝つきが悪い…春に多い「寒暖差疲労」 耳を引っ張ってグルグル、首筋を伸ばす…簡単な対策を医師が紹介

2026.04.20 19:30

春に何となく体が重い、寝つきが悪いと思ったことはありませんか?その不調は、気温差で起こる「寒暖差疲労」かもしれません。症状の原因と改善方法を医師に聞きました。

 

福井市の最高気温と最低気温の変化

 

武田祐季アナウンサー:
「寒暖差疲労とは、気温差で起こる心身の不調や疲労感のこと。前日との気温差や朝晩の気温差が7度以上あると発症しやすいといわれています」
  
春先の福井市の最低気温と最高気温のグラフを見ると、1日の気温差が7度以上の日がほとんどで、15度以上の日もあります。このように気温差が大きい春は心身の不調を感じる人が多い傾向にあります。
    
福井県済生会病院の堀内裕介医師は、その原因は体温調節の司令塔にあたる「自律神経」にあるといいます。
  
福井県済生会病院・脳神経内科医長の堀内裕介医師:
「寒暖差に対して自律神経が体温を調節するのだが、体温を頑張って調節しようとしすぎて自律神経がオーバーヒートしてし、負担がかかって疲労が生じてしまう」

 

体と心に表れる症状

 

気温差が大きくなると自律神経が過剰に働き、自律神経が“バテる”ため心身に不調が表れるのです。
 
さらに4月は新生活が始まる時期。環境の変化による精神的なストレスも重なることで、自律神経のバランスが崩れやすく、より“バテやすい時期”といえます。
   
その症状は、体から心まで多岐にわたるのが特徴で▼体の症状としては全身のだるさや頭痛、肩こり、不眠など▼心の症状としては、イライラや集中力の低下などがあります。
  
症状の程度は人によってさまざまですが堀内医師は「寒暖差疲労を放置していると、気温差に弱い体質になっていき、ずっと体調悪いということが起き得る」といい冷房の風などのわずかな温度変化で不調を感じるようになってしまうこともあると警鐘を鳴らします。

 

早めの対策が重要

 

寒暖差疲労の症状は放置せず早めに対処していくことが大切です。急激な温度変化で自律神経がオーバーヒートを起こしバテているときには、温度変化を小さくしその負担を減らすことが必要です。
     
堀内医師は「ポイントは首を温め、内臓を冷やさないこと」と言います。具体的には▼38℃から40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど浸かること▼冷たい飲み物を避け、体を温める根菜類や疲労回復を助けるビタミンB1を含む食材をとること▼ストールやカーディガンを持ち歩き、首回りを冷やさないことなどが効果的です。
  
さらに、ストレッチもおすすめだといいます。▼耳を手で持って回してほぐす▼手で頭を押さえて首の筋肉を伸ばすなどすると血流がよくなり、自律神経のバランスが整いやすくなります。
   
多くの現代人が悩んでいるといわれる寒暖差疲労。日頃の対策を心がけ、体調を整えていきましょう。
   
ただ、生活に支障が出る場合は別の病気の可能性があるので、医療機関を受診することが必要です。

 

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