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働き手の確保へ　若狭町で「マルチワーク」組合設立　都市部の人材採用⇒季節や需要に応じ加盟企業・団体に派遣　福井

2025.12.09 18:30

働き手の確保につなげようと、若狭町の事業者らが人材を共同で採用する組合を設立しました。採用した人材は季節や時間帯などに応じて職場を変える「マルチワーク」を行います。
　　　　　　　
設立されたのは「若狭ワーク＆ライフ協同組合」で、9日は組合の理事らが事業概要を説明しました。
　　
この組合は、人口が急速に減少している地域で安定した雇用環境をつくる国の「特定地域づくり事業協同組合制度」を県内で初めて活用しました。
　
組合が都市部から働き手を採用し、組合に加盟している若狭町内の企業や団体などに季節や時間帯など需要に応じて派遣する仕組みです。
　
町内の民宿や建設会社、街づくり会社などが組合に加盟しています。

若狭ワーク＆ライフ協同組合の岡勝之代表理事は「地域事業者が競争ではなく、協力しながら人を採用し、育てていく仕組みを作り、担い手確保や育成、地域の活性化につなげれればと思っている」と話しています。
　
事業開始は来年4月を予定しています。　　　　　

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