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北陸新幹線延伸 京都・大阪の懸念解消へ福井県杉本知事「建設発生土の受け入れ可能」 理解得られるかは不透明【福井】
2025年度の認可・着工が見送りとなった北陸新幹線「敦賀ー新大阪間」について、杉本知事は26日の会見で、京都府や大阪府の懸念の解消に少しでもつながるよう、新幹線工事に伴って出る大量の土「建設発生土」の一部を県内で受け入れる考えを改めて示しました。ただ、これが京都府などの理解につながるかどうかは見通せない状況です。
北陸新幹線敦賀以西の「小浜・京都ルート」について、12月4日に行われた自民・公明与党の整備委員会のヒアリングで杉本知事は「京都府や大阪府の不安や懸念の一つである建設発生土について、敦賀港鞠山南地区の岸壁工事で約40万立方メートル分を受け入れることが可能だ」と協力態勢を示していました。
2024年最後の会見に臨んだ杉本知事は「いまのところ具体的に出ている数字は他の所はない。例えば、京都や大阪で出てくる発生土は膨大で、それを解決することは一つの新幹線の早期全線開業に向けて重要な要素だと認識している。沿線での課題については、財源議論も含めてお互いに力を出し合う、汗をかきあうことが大事と考えている」と話しました。
ただ、京都新聞の報道によりますと、京都市内の地下を掘る工事などに伴う建設発生土は約2千万立法メートル=東京ドーム16杯分が見込まれるとされます。
また、京都府や大阪府の懸念は、発生土以外にも水質や交通渋滞などさまざま挙げられる中、杉本知事が表明している発生土40万立方メートルの受け入れで、どこまで理解を得られるのか先行きは見通せない状況です。
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