ニュース
県内のニュース
北陸新幹線2025年度中の認可・着工が困難に 京都市内のルート選定に至らず年明け以降に持ち越し 与党整備委員会
北陸新幹線の敦賀ー新大阪間について協議する与党整備委員会は20日の会合で、京都市内を通過するルートの選定には至らず、年明け以降に持ち越されることになりました。これにより2025年度中の認可・着工はなくなりました。
与党整備委員会は、京都市内を通る「東西案」「南北案」「桂川案」の3つのルート案について協議を進めていましたが、20日の会合では選定に至りませんでした。ただ、「東西案」を排除し、「南北案」と「桂川案」のいずれかが適切とする意見をまとめました。
また、一部の沿線自治体から再考するよう要望が出ている「米原ルート」については、福井県の同意が得られないことが確認されたとして、国土強靭化や原子力基本法における立地地域振興の責務の観点から、「小浜ー京都ルート」で進めることを改めて確認しました。
その上で、2025年度予算に、小浜市内に設置する駅の着工準備にかかる予算を増額することも盛り込みました。
一緒に読まれている記事
-
「北陸新幹線」全線開業の“旗振り役”が不在に…予算獲得の中央要請できず 福井県知事が辞意表明でどうなる?大阪延伸
-
北陸新幹線の車両床下の検査の様子を間近で 敦賀車両基地で市民対象の見学会 福井
-
【解説】停滞する北陸新幹線の大阪延伸 2026年度の認可着工に向けた3つのハードル 求められる政治判断
-
北陸新幹線のルート再検証は「50年以上の経緯を白紙にする議論」福井県知事がけん制 小浜・京都ルートでの全線開業の必要性訴える
-
北陸新幹線の敦賀以西「小浜・京都ルート」調査費を4年連続で計上へ 国交省2026年度予算の概算要求【福井】
-
小浜・京都ルートの早期実現へ 地元の商工会議所青年部が署名活動 10月末までに10万人分を【福井】
-
存続危機だった“敦賀の屋台ラーメン” 保健所の機転で「露店」として営業継続 74歳店主がふるまう自慢の一杯【福井】
-
保守王国・福井でも比例は参政と国民が大躍進 自民・滝波氏は3選も…得票率は前回の6割から4割に減「落とした分の重みある」
-
“鉄道と港のまち”敦賀で進む“鉄道遺産”の活用 「旧敦賀港線」線路跡や転車台を生かした公園整備へ 関係者が視察 【福井】
-
小浜・京都ルート「何としても早期実現勝ち取る」建設促進同盟会 小浜市で決起集会【福井】
- 広告


