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北陸道と国道8号の「同時通行止め」物流への影響は… 福井河川国道事務所は「非常に有効だった」と評価
過去の大雪での大規模な立往生を教訓に、福井県内では4日午後6時から、北陸自動車道と国道8号を同時に止める「予防的通行止め」が行われました。どんな影響があったのか取材しました。
国やネクスコ中日本などは4日午後6時から、国道8号の越前市白崎町-滋賀県長浜市までの区間や、北陸自動車道の丸岡IC -長浜IC、舞鶴若狭自動車道の敦賀JCTー若狭美浜ICで、同時に予防的通行止めを実施しました。
一夜明けた午前5時、越前市の白崎チェーン着脱所では敦賀方面への通行止めが継続されていて、足止めを余儀なくされた運転手たちは「石川県から大阪まで行こうと思っていた。9時間くらい待っている。上か下かどっちかは通してほしかった」「こればっかりは自然のことなので。除雪の人も一生懸命頑張っているので文句は言えない。運転する私らが我慢して協力しないと」などと話していました。
午前6時、集中的な除雪で通行の安全が確保できたとして、国道8号の通行止めが解除され、午前8時10分には北陸自動車道と舞鶴若狭自動車道も解除されました。
福井河川国道事務所の担当者は「(皆様に)感謝しています。早期に通行止めを実施することでスムーズかつ集中的に除雪を行うことができた。大規模な滞留を起こすことなく早期に通行止めを解除することができた。予防的通行止めは大雪時の大規模滞留を発生させない手段として非常に有効」と話します。
一方の県も、国などに歩調を合わせて、県が管理する国道365号・476号の南越前町今庄ー敦賀の区間を通行止めとしました。
県は今回の対応について、北陸自動車道などから県管理道路への車の流入をなくしたことで「効率よくスムーズに除雪ができ、通勤ラッシュ時間前に終わらすことができた」と評価しています。
では、嶺北と嶺南を結ぶ2本の大動脈を同時に止めたことで県内の物流にはどんな影響があったのでしょうか。
福井市内にあるコンビニエンスストア「オレンジボックス・フェニックス店」では、普段、京都から入荷しているサンドイッチや、石川県から入荷しているキュウリ、タマネギなど一部の商品が通行止めの影響で入荷できなかったことや、大雪により客の数が減少していることから、陳列する商品の量を通常よりも1割ほど減らして対応しています。
店は「きのうは昼は盛り上がっていたが、きょうは昼からお客さんの入りが少ない印象。入ってこない商品に関しては商品の種類を絞ったり、早めの段階で除雪車を入れたりして駐車場の整備などをしていきたい」と話しています。
店によりますと、大雪で通行止めが発生する可能性などを考慮し、県外から入荷しているキュウリなど一部の野菜は、7日まで入荷できないことが決まっていますが、肉や魚などは通常通り入荷できる予定だということです。
この他、県内の食品スーパーからは「過去の大雪の経験から、需要があるものは前もって多めに発注している」「一部、関西から商品の入荷がなかったが、きょうは客自体が少ないこともあり欠品はしていない」などといった声が聞かれ、予防的通行止めによる大きな混乱はみられていません。
ただ大雪は今後も続く可能性があり、それに伴う交通障害などには引き続き警戒が必要です。
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