大河ドラマ主人公「蔦屋重三郎」にちなんだ浮世絵と越前和紙の魅力　鈴木春信など“江戸の巨匠”作品26点を展示【福井・越前市】｜ニュース｜福井テレビ

喜多川歌麿や葛飾北斎など数々の浮世絵師をプロデュースした大河ドラマの主人公、蔦屋重三郎にちなんだ浮世絵と越前和紙の魅力を探る展示会が、越前市で開かれています。
　　　　　　　　　　　
展示会には、浮世絵の開祖とされる菱川師宣の墨摺り絵から多色刷りの錦絵を完成させた鈴木春信といった、江戸初期から中期に活躍した巨匠たちの作品26点が並び、江戸時代の浮世絵版画の変遷をたどることができます。
　　
にぎやかな宴の座敷を抜け出して縁側に佇む遊女を描いた鈴木春信の作品「縁先美人」は越前和紙の白さを利用した作品で、白い着物には「空摺」という技法が使われていて、和紙の表面に立体的に柄が表現されています。
　
展示会は7月28日まで越前市で開かれています。