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大野の星空と大野城をイメージした“名水ゼリー” 実りの秋に大野の“食の恵み”を感じる「小旅」
福井県内の魅力を再発見する小旅のコーナーでは今回、大野市へ。実りの季節を迎えた「水のまち」で、大野ならではの“食の恵み”を楽しみます。
大野のまちを見下ろす、越前大野城。
約450年前、織田信長の家臣・金森長近が亀山に城を築き、そのふもとに城下町を整えたのが、現在の大野のまちの始まりとされています。
歩いていると、あちらこちらで感じるのが「水」の存在です。
武田祐季アナウンサー:
「お清水にやってきました。いまは雨が降っていて水面は細かく揺れているんですが、名水はゆっくりとなめらかに湧き出ています。水の動きを見ているとうっとりします」
周囲の山々に降った雨や雪が地下に染み込み、豊かな地下水となって湧き出す大野。湧き水は「清水(しょうず)」と呼ばれ、古くから人々の暮らしに親しまれてきました。
この御清水も、江戸時代にはこの周辺に暮らす大野藩の武士たちの生活用水として使われ、「殿様清水」とも呼ばれていたといいます。
「おいしいです。柔らかくて滑らかな感じで、体の中から浄化される感じがします」(武田アナ)
週に2回は来るという住民は「コーヒーの味は格別に変わる」と話します。
城下町の暮らしを支えてきた大野の水。その恵みはいまも生かされています。
続いて訪れたのは、地元で長く親しまれている「お食事処しもむら」です。福井ではおなじみのおろしそば。この店では、ゆで上げたそばを冷たい地下水でしっかりとしめます。 水でしめることにより「食感やのど越しがよくなる」といいます。
大野ではおなじみ「醤油カツ丼」にも水の恵みが生かされています。
収穫されたばかりの大野産米「てんたかく」を大野の地下水で炊き上げます。店長の下村和貴さんは「おコメ自体おいしいので、地下水でよりおいしく仕上がる。水あってこそのおコメだと思います」と話します。一粒一粒がピンと立ったごはんの上に揚げたてのカツをのせて…地元のしょうゆを使った香ばしいたれをかけて、いただきます。
武田祐季アナウンサー:
「しょうゆだれがすごく香ばしくて、新米の甘さをより引き立てています。カツの味がしっかりしているので、ご飯が進みます」
次はスイーツを求めて地元の菓子店「松田陽明堂」へ。この店では名水を使ったあるスイーツが人気だといいます。
大野の水そのものを味わえるスイーツとして開発されたのが「越前おおの天空ゼリー」。大野の星空をイメージした青色のゼリー、そして雲海に浮かぶ大野城を、城をかたどった最中で表現しています。
水ようかんや水まんじゅうから着想を得たゼリーは、水をたっぷり使いやわらかく仕上げています。
武田アナ:
「綺麗な二層になっていて、見ているだけで涼やかな気分になりますね。」
9月末までの期間限定で、観光ビューローにほど近いカフェでも提供されています。
武田アナ:
「天空ゼリーと、本物の越前大野城!二つ並ぶと気分が上がりますね。ここ、ベストポジションです。ゼリーは水分たっぷりで、本当に水を食べているみたいです」
水が育てた、大野ならではの味わい。実りの季節、その恵みをたどりながら秋の大野を歩いてみてはいかがでしょうか。
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