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学校のプール学習が変わる!福井市が民間委託を試験導入 熱中症対策や指導力向上のメリット 背景には学校設備の老朽化も
学校でのプール学習が大きく変わりつつあります。福井市では去年から、試験的にプール学習を民間企業に委託する取り組みを始めています。現状や課題を取材しました。
吉田圭吾アナウンサー:
「福井市の足羽小学校ではこの後プール授業なのですが…児童たちが向かうのは学校のプールではなく、バスです」
児童:
「ワクワクするテンションあがる!楽しみ」
バスで移動すること10分。到着したのは市内にあるスポーツクラブ「ルネッス福井西店」です。
15日、足羽小学校の2年生から4年生のプール学習は屋内の温水プールで行われました。
児童たちは、専門のインストラクターから泳ぎのレベルに応じてきめ細かな指導を受けました。
児童:
「(学校のプールと比べて)水がきれい」
「涼しい」
「雨降ってもできる」
「泳ぎ方を教えてくれるのが分かりやすい」
学校のプールを使わないプール学習。背景には何があるのでしょうか?
福井市学校教育課・伊藤隼人さん:
「近年、猛暑や雷雨の影響で学校のプールができない日が多くあるため、民間の屋内施設を使ったプール学習を昨年度から検証している」
屋外にある学校のプールでは、気温や日差しの影響で熱中症指数(WBGT)が基準よりも高くなり、授業を中止せざるを得ないケースが全国的に相次いでいます
福井市教育委員会によりますと、去年、市内の小学校で予定していたプール学習のうち約2割が暑さのため中止になったということです。
福井市では今年度、民間施設を利用したプール学習の試験導入を7校に拡大して実施。足羽小では初めての実施となりました。
足羽小は「天候に左右されないので確実に水泳学習ができて有難い」「プロに教えてもらえるので子供の上達も早い。これからの指導の勉強にしたい」と話しています。
また、小学校のプールを巡ってはこんな背景も。
福山千奈アナウンサー:
「足羽小学校のプールは1970年代に設置され、年々老朽化が進んでいます」
福井市内の小学校のプールの約8割は、1960年代から70年代に建設されました。耐用年数は建設資材によっても違いますが、45年から60年とされていて、全体の約4割が改修を検討する時期を迎えています。
福井市学校教育課・伊藤隼人さん:
「大規模改修が必要な学校もあるし、少なからず毎年補修しながらやっている。児童の安心安全のために予算がかかってしまう」
持続可能なプール学習を模索する中、委託を受けるスポーツクラブとしてもこの取り組みにメリットを感じています。
ルネッス福井西店・田代純也さん:
「普段はスイミングに来ない子供たちと接する機会があって水の楽しさを伝えられる良い機会。学校の授業になると個々の泳力差が出てくるので、臨機応変に満足してもらえるレッスンを心がけている。こういった授業をきっかけに水泳を好きになってもらえたら最高」
温水プールを利用することで、夏場以外にもプール学習を行えることもメリットになります。
福井市では今後、児童のバス移動に伴う時間や費用をはじめとする課題を検証し、それぞれの学校に応じたプール学習のあり方を検討していくとしています。
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