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戦国時代の遺構をガラス床越しに鑑賞 一乗谷朝倉氏遺跡の庭園内に回廊を設置 29日から一般公開【福井】

2025.03.28 18:45

福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国時代の城下町全体が遺跡となって残されている大規模遺跡です。1971年に国の特別史跡に指定され、1991年には遺跡内4つの庭園も国の特別名勝となるなど、多くの見どころが点在しています。
  
遺跡内の庭園には、建物の礎石などの遺構を保護しながら鑑賞できるガラス張りの施設が完成し、報道陣にお披露目されました。29日から一般公開されます。
 
山田千代記者:
「朝倉館跡では、ガラスがはられた遺構の上を回遊することができるようになりました」
 
28日に報道陣に公開されたのは、一乗谷朝倉氏遺跡内の朝倉館跡にある回遊・鑑賞施設です。県が3年前から、野外に露出した遺構の保存と鑑賞を両立させようと整備していました。ガラス床の使用は、全国初の試みです。
 
整備工事が完了したのは1周約60メートルの、遺構の上を歩いて回ることができる回廊です。雨の日でも滑りにくいガラスが使われています。ガラス床は当時の部屋の面積に合わせられていて、建物の大きさが体感できると同時に、当時の庭園鑑賞気分も味わうことができます。
 
遺跡の保存だけでなく活用を兼ねた新たな施設の完成により、さらなる遺跡の魅力発信へ期待が高まります。
 
新たな回遊・鑑賞施設は29日から一般公開されます。

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