ニュース
県内のニュース
数年に一度は2月に“ドカ雪” この先も寒気が南下する予想で油断は禁物【福井】
1月20日は二十四節気の大寒です。一年で最も寒さが厳しく、大雪にもなりやすい時期です。今後の雪の見通しについて、村田気象予報士の解説です。
<村田光広気象予報士>
まず、15日夜から16日にかけては雪が予想されています。15日午後9時予想では、上空1500m付近でー6度の、平地で雪を降らせる寒気が太平洋側まで南下しそうです。
この寒気の影響で、16日にかけて雪が降りそうです。
◆予想降雪量(いずれも多い所)
・15日夜から16日朝
嶺北 平地2センチ、山地10センチ
奥越 15センチ
嶺南 平地2センチ、山地10センチ
・16日朝から夕方
平地1センチ、山地3~5センチ
いまのところ大雪の心配はなく、16日から17日は、平地の雪は次第に雨に変わってくる見込みです。
◆2週間予報
17日にかけて雪が降りますが、大雪の予想ではありません。週末は晴れるでしょう。 来週は雪のマークがありません。最高気温は、この時期としては高めです。最高気温が10度を超える日もあり、3月上旬並みの陽気が予想されています。この先2週間ほどは、強い寒気の影響もなさそうですが、まだ油断はできません。
◆過去には2月に大雪も
過去20年ほど振り返ってみると、数年に一度、“ドカ雪”が発生しています。4年前の大雪は1月上旬でしたが、2018年の大雪は2月4日~7日、2017年2月の嶺南の大雪は2月9日~11日、2011年の大雪は1月30日~31日でした。
2018年2月上旬は、福井市で積雪147センチを観測。国道8号で約1500台の車が立往生し、大規模な交通障害が発生しました。
2017年2月には、嶺南地方を中心に大雪となり、強い寒気の影響で、小浜市では2日間雪が降り続き、積雪は観測開始以来最も多い81センチを観測しました。
2011年1月31日は、南越前町今庄で積雪244センチを観測。活発な雪雲が停滞して一気に積雪が増え、“ドカ雪”となりました。
このように2月上旬までは、強い寒気が南下し大雪になることがあります。
改めて上空5500m付近の寒気を見てみると、ー30度以下の強い寒気が南下しています。寒気は西の大陸から、南下してくるのですが、いま南下している寒気が抜けると、その後は寒気がありません。このため、来週は高温傾向が予想されています。
しかし、北極圏からシベリアの西に流出しようとしている寒気が存在し、これらが日本にやってくる可能性はあります。南下してくる時期は、2月上旬頃になりそうなので、まだ油断はできません。
一緒に読まれている記事
-
ヒヤッとした風が吹いたら頑丈な建物に避難を 夏に急増する突風「ダウンバースト」と「ガストフロント」から命を守るには
-
5日は「こどもの日×立夏」雲一つない晴天に 紫外線は“一足早い夏”…しっかり対策を 7日まで晴天続く見込み 福井
-
ポイントは数字と色「レベル4・紫色」で全員、即避難を 5月末から変わる防災気象情報…シンプルでより“直感的”に
-
いまが始め時…暑熱順化 子供や高齢者、糖尿病の人は「熱中症」ハイリスク 夏本番を前に軽い運動で汗をかく練習を
-
台風よりも広範囲で暴風被害が…「爆弾低気圧」による“春の嵐” 行楽シーズン、天気予報に注意を
-
気温40度以上の日、何て呼ぶ?気象庁が公募中 真夏日、猛暑日の次は… あなたが“名付け親”になるかも
-
春なのに梅雨!? 春と冬の空気がぶつかり「菜種梅雨」に 雪解け進み雪崩や土砂災害に注意
-
春も夏も高温…エルニーニョ現象でも猛暑に 気になるサクラの開花時期や天候の見通しを気象予報士が解説 福井
-
まもなく飛散…スギ花粉 福井は例年の2倍にも 2月後半から高温傾向につき要注意
-
春一番にご用心 漁船が転覆、林野火災など災害発生のリスク 天気予報で低気圧の動きや風にも留意を
- 広告


