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整備費は105億円 多目的アリーナ建設に向けた基本計画案
福井市東公園を候補地とする「多目的アリーナ」建設に向けた基本計画案が6日、発表されました。整備費は105億円で、このうちおよそ50億円を行政支援に頼る計画です。
アリーナの整備は、北陸新幹線の開業効果を最大化し、持続させる目的で当初2026年秋の完成を目指していました。しかし、資材の高騰などで見直しが続き、完成時期は予定より1年遅れる見通しとなっています。
整備費は当初60億円と見込み、ほぼ民間で調達できると見ていましたが、資材の高騰などにより105億円に膨らむとし、県などに協力を求めていました。
そんな中、アリーナの整備を担う福井商工会議所と通信インフラサービスのオールコネクトが会見を開き、基本計画案を発表しました。
暫定的な名称は「福井アリーナ」。その規模は面積がおよそ1万2千平方メートル、席数は最大5千席。年間の来場者数は58万人、経済的な波及効果は年間56億円と試算しています。
設計費と建設費は合わせて105億円。内訳は民間調達が55億円で、残りの最大50億円を国の補助金などで賄う見込みです。
今後、来年末ごろから建設工事をはじめ、3年後2027年秋に開業する予定です。
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