新幹線終着駅の敦賀で大規模な乗り換えシミュレーション 1000人が参加|ニュース|福井テレビ

ニュース

  • ホーム
  • ニュース
  • 新幹線終着駅の敦賀で大規模な乗り換えシミュレーション 1000人が参加

ニュース

県内のニュース

新幹線終着駅の敦賀で大規模な乗り換えシミュレーション 1000人が参加

2024.01.18 18:50

北陸新幹線の終着駅となる敦賀駅で18日、乗り換えのシミュレーションが行われました。整備新幹線の駅舎で最大規模となる敦賀駅、3階に新幹線が、1階に在来線特急が乗り入れます。そしてその隣、現在JR北陸線の乗り場となっている場所は北陸線の在来線の運行を引き継ぐハピラインふくいの乗り場となります。
新幹線から特急への乗り換え接続がスムーズにいくかが懸案のひとつで、18日にJR西日本の社員らが乗り換えシミュレーションを初めて行ました。

 

12両編成の新幹線車両から乗客が一斉に降りてきます。JR西日本は北陸新幹線の終着駅「敦賀駅」で日常的に乗り換えが増えることから、このシミュレーションを行いました。

 

18日はJR西日本とグループ会社の社員ら総勢1000人が参加。乗客役900人と駅員などスタッフ役100人に分かれました。1本の新幹線から乗客が「サンダーバード」と「しらさぎ」の特急2本に乗り換えるとの想定で、乗客の流れや案内表示の内容、駅員らの誘導などを確認し、開業日に向けて課題をあぶり出すのが狙いです。

 

北陸新幹線の「敦賀駅」は3階が新幹線ホーム、2階が改札、1階が在来線特急ホームとなっていて、乗り換えに3階分の上下移動が必要です。新幹線と特急の乗り換え用としてエレベーターが4基、エスカレーターは22基あります。

 

JR西日本によりますと、敦賀駅での新幹線と特急の乗り換え時間を8分と想定しています。敦賀市は新幹線開業後の敦賀駅での乗り換え客数を1日2万7000人、年間980万人と試算しています。

 

敦賀駅は日本海側で東日本と西日本を結ぶ結節点と位置づけられ、スムーズな乗り換えが重要となります。

  • Twitter
  • LINE
ニューストップに戻る
【公式】福井テレビニュース
  • 広告