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日本酒「女将」の酒米を収穫 北陸新幹線開業見据え11年前から「あわら温泉」の女将らが手掛ける【福井】
2024.10.02 18:45
あわら温泉の旅館の女将らが手掛ける日本酒「女将」の酒米の収穫が2日、あわら市内で行われました。
日本酒「女将」は、北陸新幹線で県内を訪れる客をもてなそうと2014年からつくっていて、女将たちが酒米の栽培や酒造りの工程を体験することも話題を呼んでいます
5月に、あわら市の農事組合法人「剱岳ファーム」の田んぼに植えた酒米・山田錦が収穫の時期を迎え、2日は7人の女将が手作業で稲刈りをしました。
女将の一人は「福井に新幹線が来て半年が経ったが、関東圏をはじめ全国の客に福井県、あわら温泉を注目してもらっている。いろんなお客さまにこの『女将』を、福井の風景や文化を感じながら飲んでもらえれば」と話しています。
収穫されたコメを使って、11月から坂井市の久保田酒造で酒を仕込み、2024年は辛口を5000本、甘口を1000本、スパークリングを1500本をつくる予定です。
完成した新酒は、12月20日頃にお披露目され、各旅館で提供されます。
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