滝の奥、ロープで登った先に佇む4つのお堂 落差35メートルの「吉谷不動滝」 水音をたどり中世の祈りの場を訪ねる「小旅」 福井 |ニュース|福井テレビ

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滝の奥、ロープで登った先に佇む4つのお堂 落差35メートルの「吉谷不動滝」 水音をたどり中世の祈りの場を訪ねる「小旅」 福井 

2026.07.09 18:30

福井の魅力を再発見する「小旅」のコーナーでは今回、暑い時期に訪ねたい山間の涼スポットを紹介します。向かったのは坂井市丸岡町にある吉谷不動滝。水の音をたどって歩くと、涼しさだけではない“祈りの跡”が残っていました。

 

今回の旅を案内してくれるのは、地域づくりに携わってきた大川貞幸さんです。
 
竹田地区の中心から車を走らせること10分、荒れた道を車で揺られながら進むと、道の脇に石仏が見えてきました。
     
静かな山道に残る小さな祈りの跡。この辺りにはかつて、多くの寺があったと伝えられています。
 
中世には周辺の寺院とあわせて「豊原三千坊」と呼ばれるほど、信仰の場として栄えたといいます。

 

「山の上に登ると白山が拝めるので、基地のような宿坊がたくさんあったのではないか」と大川さん。
   
山道をしばらく歩くと…
  
「ほら、滝の音が聞こえてきました」
 
木々の奥に姿を見せた吉谷不動滝、落差は35メートル。雨のあとには、水の勢いがさらに増します。

滝の近くには、上へ続く鎖があり、鎖を頼りにさらに滝の近くへ進みます。
 
滝の奥には4つのお堂が今も残っています。祀られているのは不動明王で、いまも年に2回、護摩焚きが行われているといいます。

大川さん:
「これから末代まで伝えていけたらいい」
 
かつて信仰の場だった名残が、今も静かに残る吉谷不動滝。
 
水の音と、祈りの跡。暑い時期に訪ねたい、山間の小さな旅でした。

<吉谷不動滝>
・坂井市丸岡町吉谷
・看板を頼りに車を停めてから滝までは歩いて5分ほど
 
※滝の近くは濡れて滑りやすい場所もあります。訪ねる際は滑りにくい靴で、天候や足元の確認を

 

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